今日のテーマは『投資はゼロサムゲームじゃない』です★
皆さん、『投資』と聞いてどんなイメージを持ちますか??
『プラス』のイメージが湧くでしょうか(^_^)
日本人の方々の中には、
あまり良い印象を持たない方もいると思います。
そういった方々は、
根本的な『勘違い』があるのではないでしょうか。
確かに、世間一般的に、
『投資』と聞いてイメージされる『株の短売却益狙い』や『FX』は、
ギャルブル性が高く『ゼロサムゲーム』のように映ります。
誰かが勝ったら、誰かが負ける。
しかし、これらは本来の『投資』ではありません。
短期市場は誰にも予測不可能。
大きく動く『引き金』となる情報も、表に出てくることはなく、
一般生活者が事前に入手することは不可能です。
さらに、『仕掛けてる』当事者自身も負けることもある。
そんな世界なのです。
なので、そこにノコノコ入ってくる個人投機家?は、
僕達の定義では『ギャルブラー』という位置付けです。
しかし、本来の『投資』とはそんなもんじゃない。
例えば、どんなに素晴らしいアイディアがあっても、
『投資(=融資)』してくれる人がいなければ、
陽の目を見ないビジネスもゴマンとあります。
古く、コロンブスによるアメリカ大陸発見も『投資の賜物』です。
また、大きな施設や公共建築をする際にも、
先行した『投資』がないと成り立ちません。
つまり、『身の丈』だけの経済活動をしていたら、
社会全体としての発展はない、と言うこと。
社会全体が継続的に発展し続けるためには、
少しずつの『背伸び』が居るということです。
それには、ビジョンに共感してくれた『投資家』の存在が不可欠。
そして、その『不確実性』に懸けてくれた謝礼として、
ビジネスが上手くいった対価を受け取るのは当然のことに感じます(^_^)
『投資』
現代人には、逃げられないテーマです。
皆さんまったく意識されてないでしょうが、
『郵便貯金』『銀行預金』も日米国債の購入にあてられています。
皆さん大好きな『保険』も、
『定期保険』はイベントリスクに基づいた掛捨てですが、
『生命保険』などの積立タイプは運用されてるんです。
公的年金もまったくあてにならず、
これからは『年金資金』も自分で運用して準備する時代です。
皆さん、知らん間に『投資家』にされてます。
目を逸らすことなく、ちゃんと向き合っていきましょう(^_^)