今日のテーマは、『2024年、日本人は預金という概念を払拭することが求められている』です。
昨日の公式ブログでは、
『旧紙幣に高まる後出しジャンケンの可能性』と題して、
新紙幣への切替を完遂する可能性について示唆しました。
と言っても、
よくよく考えるとタンス預金してない人には関係がなく、
ただ、手持ちの現金を新紙幣に切り替えていくだけです。
私自身、
国内資産に関しては100%を金融機関で保有するため、
仮に『後出しジャンケン』をされても影響を受けません。
約5年前、
紙幣刷新のアナウンスがあった2019年かその前から、
粛々とリスクに対する備えは進めていて、完了している。
後は、
自分の立てた予測・仮説は果たして正しいものかどうか、
今後の検証のためにも市場をウォッチしておくだけです。
それとは別に、
直近、更に考え方を改めさせられている事案があります。
それは、
極端かも知れませんが、国内保有の金融資産に関しても、
金融機関への『預金比率』をゼロにするという試みです。
引き上げられたと言えど、
メガバンクの普通預金金利は『年率0.02%』しかなく、
そこから税金を差し引いた実質金利は0.0158%未満。
これは、
100万円に対して、年間158円の利子しか得られず、
金利上昇している海外金融機関と比較して100分の1。
正直、まったくお話にもならない金額(利回り)ですね。
翻って、
世界の株式市場はこれからも上昇が予想されているため、
インデックスの定額買付だけでも年率10%が見込める。
また、
東証プライム市場に目を向ければ配当性向ランキングで、
年率4ー5%を誇るブルーチップは山ほど存在いている。
最近では、
オンラインを中心に単元未満株取引も活発化しますから、
月額数万円という少額から複数銘柄の買付けも可能です。
仮に、
1000万円を現金保有するとして1580円の利子と、
年率5%配当で、約50万円を得るのはどちらが良いか。
この質問に、
もしも前者(利子1580円)と回答する人がいるなら、
私はその人物の思考回路を問い正してみたいと思います。
2024年、
NISA制度が刷新されて無税運用が合法化されている時代、
もはや『預金』という概念は意味を為さなくなっている。
もちろん、
それ(刷新されたNISA)だけで十分とは言いませんが、
少なくとも実質0%運用よりはリターンがありそうです。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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