今日のテーマは、『私が、ファイナンシャル・プランナーとして個人面談を最重要視する理由』です。
一言で、
ファイナンシャルプランナーと言えど専門は多岐に渡り、
講演や執筆、タレント活動を生業としている方もいます。
また、
民間企業の会社員として資格を保有する人間も多いため、
一般に保険営業マン、証券マンのイメージもありますね。
しかし、
タイトルの通り、私自身、ご依頼頂く多くの業務の中で、
開業以来、一貫して『個人面談』を最重要視しています。
その理由は、
実に単純明快で、対価を払って個人面談に臨まれる方が、
『資産形成』に対する本気度が高く真剣さを感じるから。
元々、
自らも根が真面目な性格と自覚する為、お相手する方も、
真剣で、本気度高くアドバイスを求められる方が楽しい。
反対に、
『資産形成』に対して本気度低い方の相手は不毛なので、
対価の大小に関わらず時間を取りたくないのが本音です。
恐らく、
一般の方からすれば意外に感じられるかも知れませんが、
資産形成の成功には最終的にメンタルがものを言います。
例えば、
運用原資に『毎月10万円』の拠出をルールとして決め、
積立金を平均利回り年率8%で25年間運用していけば、
理屈上は誰でも金融資産1億円を達成することが出来る。
しかし、
体験的にご存知の通り、人間とはとても弱い存在なので、
直ぐに『出来ない言い訳』を考えて、大多数が脱落する。
実際、
『経済的自由』を実現することは誰しも希望するものの、
それを実現できる人は、社会全体で1%にも達しません。
私自身、
経済的自由を志し、20代半ばから資産形成を開始して、
私的な理由を機に、40歳前でセミリタイアをしました。
当然ですが、
約16年間のプロセスは、決して平坦な道のりではなく、
『出来ない言い訳』を考えれば、無限に挙げられました。
それでも、
物ごとに一喜一憂することなく、目標から目を逸らさず、
初志貫徹で実行したからこそ今があると自負しています。
過去には、
有り難いことに、企業・行政等から講師依頼をいただき、
『資産形成』をテーマに講演をしたことも多々あります。
しかし、
特に、大企業の会社員や、公務員の方々に多いのですが、
他者への依存が常態化し、真剣さに欠ける人たちがいる。
普段、
覚悟を持って面談受講される方々をお相手する身として、
その差は歴然としているので前者に熱量は高まりません。
幸いにも、
今の私は『お金』に余裕はあり、追い求めていませんが、
その分、本気の人間だけお相手したい気持ちがあります。
恐らく、今後も『個人面談』を最重要視することは不変。
活動の『軸』をブラすことなく生きていこうと思います。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太