『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★
なんか、混沌としてますよね(^_^)
世界経済の話です。
いつからなんやろ??と考えると、
2011年くらいなんちゃうかな??
もうここ5年ほど、ぱっとしてない。
『2011年』とか聞くと、
日本の方からは『震災ですか??』と聞かれます。
いやいや、あれは日本限定の話やから。
『世界経済』までの影響力ないよ(^_^;)
あの震災の直撃で、
『東京が潰れた!』とかなると別ですが。
あの時、はっきり顕在化したのは『ソブリン危機』。
でも、これは根本的な解決してないので、
今後もずっと燻り続けると見てます。
『PIIGSs 』
『ポルトガル』『アイルランド』
『イタリア』『ギリシャ』『スペイン』
『ユーロ』の問題児軍団は、
何1つ根本を解決しないまま今も息を潜めます。
『ギリシャ』も今年潰れかけたし、
ほんま言うたら理屈的にはデフォルトです。
昨日の報道では、欧州安定機構から、
『10億ユーロ:約1320億円』の支援が発表されましたね。
総額860億ユーロ支援するうちの、
最初の支援分らしいです。
人口1000万人、GDP1800億ユーロ程度のこの国に、
なぜ『860億ユーロ:11兆円over』の支援が要るか理解不能です。
たぶん、この『お金』も、
すぐ跡形もなく消えるんやろな(笑)
もし日本で、
公的資金で『東京都』にこの支援したら、
日本中で大暴動が起きますよね(笑)
『スペイン』にしても、
不動産バブル崩壊から壊滅的な不況になって、
一時、失業率20%とかなってましたよね。
若年層に限っては、
失業率50%越えるんじゃないかという報道もあった。
『スペイン、先進国じゃなかったんすか??』
ほんまに驚いたことを覚えています(^_^;)
例を挙げれば切りないですが、
今後も『ユーロ』は燻り続けるよ。
その場その場で、繕いながら進むから。
でも、世界の閉塞感の原因は他にもある。
『中国』の経済成長鈍化です。
『眠れる獅子』は起きたけど、
もうそんなに成長ないんちゃうか言われてる。
これはどうか??
僕には正直わかりません。
でも、あまりに悲願しすぎてる気がする。
『中国』『インド』が減速しても、
まだまだ世界には伸びる所が多くあります。
長期的にみて、世界全体として、
経済規模は明らかに増加する。
まだ、人口も伸びているし、
経済成長の余地のあるエリアはナンボでもある。
それが、いつか顕在化してくる。
今は、その『希望』が見えるまでの『混沌期』です(^_^)
『光』が見えたら、
またバブルが起きて、それが崩壊して、
混沌期を経て、またバブルが発生する。
今までも、そうやって世界経済は成長してきました。
ブルームバーグに、次のような記事も載ってました。
ブラックストーン、ミレニアム・パートナーズなど、
少数を除いて2015年のヘッジファンドは全般的に不調。
あと1年くらいは、これが続くらしい。
僕も、ある師匠の1人から、
『耕太、あと1年は何やってもダメやから。』
と教えられました。
これがどうこうという話じゃなくて、
『今は、そういう時期』だということ。
今、『投資』をやってて、
思うような成績じゃない方もいると思います。
でも、長期視点で考えたら、
そんな時も余裕で何度もある。
短期視点で『一喜一憂』するのはやめて、
こんな時こそ『淡々と、続ける』★
『夜明け』は、必ずやってきます(^_^)