今日のテーマは、『タイムリミットまで、あと4年』です(^_^)★
最近、とても意外な光景を見ました。
サラリーマンが街頭インタビューを受け、
今後の経済状況について話していた場面です。
『会社はベアで給料を上げたというけど、
社会保険料、介護保険料負担が増えてるので実質減ってる。』
いや、正直びっくりしましたね。
こんなまともな感覚のサラリーマンが居るんや、と(笑)
そして、この人のインタビューを、
ちゃんとメディアで流す真っ当な感覚があるんや、と。
私の『お金のセッション』を受講頂く方も、
もちろん、会社員をされている方は多いです。
ただ、
来てくださる方々は、
一般的に見たら、かなり意識が高い人達。
かつての自分がそうであったように、
一般的には、サラリーマンの多くはそんな事考えてもないと思います。
毎月、決まった給料日に銀行振込があり、
『社会保険料』や『税金』は給料天引きで終わってしまっている。
明細を見る人はほとんどいないでしょうし、
自分が、そして会社が、いくら払っているかなど意識すらしていません。
この世で最も奪われていく階層は『会社員』ですが、
『源泉徴収』という魔法の制度で、その事実もかき消されています。
しかし!!
果たして、本当にそれで良いのでしょうか??
日本の財政状況については、
メディアを中心に各方面で報じられている通りです。
現在、日本国の借金累計は1100兆円に迫り、
更に、毎年借金を積み上げ続けいている状況です。
国家といえど、無限に借金できる訳では決してなく、
この壊滅的な借金も、いつかは解消する必要がある。
その『予兆』は少しずつ、と言えど、
最近はとてもスピード増して出て来ています。
日本の国家予算は2016年度で100兆円オーバーで、
これは今後も増え続けていきます。
その理屈はシンプルで、
その占める割合トップが『社会保障費』の約32兆円で占められている事。
さらに、
第2位は国債の利払いと償還費なので、
借金積み上げの現在の状況では、今後も『負のスパイラル』は無限ループです。
なかなか、厳しい状況ですよね(^_^)
それで、国家が債務を減らす?、
プライマリーバランスを正常化する?為にとる方法は大きく3つ。
①国家破綻(国債デフォルト)する。
②社会保障費を減らす。(年金、社会保険を削る)
③増税する。(消費税、相続税、資産課税、etc.)
本当に、シンプルにこれです。
①はいよいよ最終手段ですし、
②は既得権益者がいるので実行しにくい。
となれば、上記3つの中でも優先順位はあって、
『③』の各方面の増税が一番手っ取り早いです。
しかし、
これは、国民一律に行われるでしょうか??
いいえ、残念ながら違います。
例えば、
『年金制度』なんかは、
『厚生年金』は源泉徴収の強制加入なのに対し、
『国民年金』は自主納付の制度になっています。
原則のルールは違うとしても、
実際に、『国民年金』の納付率は6割程度。
これ以上、支給に関する基準を減らせば、
この数字はもっと下落するのは目に見えています。
じゃあ、どうするか??
もちろん、『厚生年金』の原資を、
『国民年金』の方に流して制度を維持するんですね。
その煽りをもろに受けるのが、
何も考えていない『サラリーマン』の方々です。
事実、
『国民年金』は現行制度で行けば、
男女とも平均寿命まで生きれば拠出額を上回ります。
(男性で約1.5倍、女性で約2.1倍の計算です)
対して、
『厚生年金』に関しては、
特に男性はすべての世代で『マイナス』になる計算。
日本人の皆さんが大好きな『元本保証』が、
システムの根底から破綻してしまってますね(^_^)
だから、
実は、世間で一番『資産形成』を考える必要があるのは、
『サラリーマン』『会社員』の方々です。
『何とかなるわ〜』
こんな呑気な事を言っていても、事実はどうにもなりません。
タイムリミットは、『あと4年』★
これは、『経済』に明るい人達の間では、
日本経済に対する共通した認識です。
2020年、日本では東京五輪が開催され、
その年までは何とか財政も延命措置をするだろう。
しかし、
その後の経済状況は、わからない。
さらに、
この年は、団塊の世代が70歳を超えてくる年。
社会保障費も想像を超える勢いで増大し、
いよいよ日本の財政もヤバくなる、というもの。
シンプルで、わかりやすいですよね(^_^)
ところで、
この状況でも、あなたは何も行動しませんか??
船は確実に沈没していってるのに、
ただ、指を咥えて眺めてるだけですか??
あと数日で、2016年も終わってしまいます。
2017年初こそ、新しい行動をスタートする時かも知れません。
本気で『資産形成』をお考えの方は、
公式サイトより『人生を変えるお金のセッション』をご予約ください(^_^)★