今日のテーマは、『タンス預金で『お金』は殖えるのか？？』です(^_^)★
昨年末から、為替の変動が激しいですね(^_^)
米国大統領選前は、
『1USD=100円そこそこ』をウロウロしてました。
それが、
ドナルド・トランプ大統領誕生の可能性が高まるにつれて、
当初の市場予想とは逆方向に『円安』が急激に進みます。
大統領選直後は『1USD=110円』前後をつけていましたが、
2016年末に向けてさらに『円安』方向に加速。
一時、『1USD＝120円』に迫る勢いでしたが、
年明けから少し持ち直して、現在『1USD=115円』辺りにいます。
しかし、
ここ数日もまさに日替わりレートで、
1日の中で『2円』ほど動くこともザラ。
落ち着くには、もう少し時間がかかりそうです。
ここまで書いてきて、
私は決して為替取引を勧めている訳ではありません。
むしろ、
為替は『ゼロ・サムゲーム』の丁半博打なので、
皆さんにも勧めないし、私もする気はありません。
『大数の法則』から考えると、
社会には一定数の『勝者？』がいることは確かですが、
その反対には博打に負けた多くの『敗者？』がいます。
＊博打の勝った・負けたなので、勝者・敗者に『？』をつけました。
これまで勝ってきた方がこれからも勝ち続けるかは未知ですし、
とは言え、これまで負け続けた方が今後勝つ確証もありません。
これは、『宝くじ』と全く同じ理論です。
じゃあ、何が言いたいのか？？
国際的なイベントが起こる時、
『為替レートの変動』が何を意味しているか、意識していますか？？
お伝えしたいのは、このことです(^_^)
例えば、
トランプ大統領の誕生が、
『リスク』かどうかはわかりませんが（笑）、
世界には『リスク』と見なされるイベントがあります。
ここ数年の事例を挙げていくと、
・サブプライムショック
・ギリシャの財政破綻危機
・ユーロのソブリンショック
・米国の財政破綻危機
・アルゼンチンのテクニカルデフォルト
・ブレグジット
などなど。
この他には、
『戦争』『主要都市での災害』『各国首脳の発言』なんかもそうですよね
これまでの世界から『変化』が起こりそうな時、
一時的な混乱の予想から、人々の『不安』が高まります。
こんな時、為替がどう動くか見ていますか？？
そう、いずれも『円高』に動くんです。
『FX』とかされている方なら、共通認識で知ってますよね(^_^)
じゃあ、なぜそう動くかわかりますか？？
これは、
世界が、『日本円』を『避難所』として位置付けているから。
世界の主要通貨の中で、
最も『リスク』を取っていない通貨と見ているので、
『有事』の際には一時的に避難されて来ます。
＊日本自身が『有事』の際には、この限りではないです。
一時的に『日本円』に変えておく。
『殖え』はしないが、一時的には安心。
私はよく、次のような話をします。
『リスク』と『リターン』は比例する。
『リターン』を求めるのであれば
『リスク』は許容しなければいけないし、
反対に、
『リスク』を恐れ過ぎていては、
『リターン』を求めることも出来ません。
既に書いてしまいましたが、
世界中から『リスク』を取っていない通貨と見なされる『日本円』、
これにしがみついていても、一時的な保全は出来ても『殖えない』。
日本人には、『日本円』を唯一無二の通貨のように考えている方が多くいます。
しかし、それが違うのは明らかです。
『日本円』を握りしめていても、
まして『タンス預金』していても、『お金』は殖えません。
むしろ、
日本の経済状態を考えると、今後は『減るリスク』の方が確率高くある。
まずは、
もっと視点を『外』に向けて、
これまでの『思い込み』を取り払うことからスタートしましょう(^_^)
『お金』は一度手放すことで、
『仲間』を連れて帰って来てくれます。
これが、『投資』の考え方です。
握り締めていても、何も生まれません。
この続きは、また明日の記事で書きますね。
少しでも多くの方が、
自らの経済的独立を達成するためにも、
『資産形成』をスタートして頂けたら幸いです(^_^)★
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