【書籍100日チャレンジ:アクティブ運用は悪なのか??】
『100日チャレンジ:31日目』★
2017年7月25日の『Amazonランキング第1位』を目指して、
日々、情報発信を続けていくのがこの企画です(^_^)
今日のテーマは、『アクティブ運用は悪なのか??』です。
『投資』『資産形成』の世界で、
以前から延々と議論されているテーマがあります。
それは、
『アクティブ運用が得なのか??』
『パッシブ運用が得なのか??』
もしかしたら、
皆さん、一度は耳のされた事があるかも知れませんね(^_^)
それぞれを極シンプルに説明すると、
『アクティブ運用』というのは、
市場の『歪み』を見つけて投資する積極運用で、
市場平均を超える高いリターンを追求するものです。
その反対に、
『パッシブ運用』は、
『市場平均』レベルを目標リターンに設定し、
よりディフェンシブに運用していくパターン。
前者は昔から多くの方々が追い求めて来たもので、
後者は、ここ数十年の間に支持を伸ばして来た考え方ですね。
『パッシブ運用』では商品的にも進歩が目覚ましく、
最近では、様々な指数連動型ETFなんかも存在しています。
世界市場平均約9割をカバーする商品なども出現し、
このような投資スタイルは、一昔前なら、
プライベートバンクでも出来なかった代物です。
指数連動型商品・ファンドの良い点は、
優秀なファンドマネージャー等を雇う必要もない為、
圧倒的に『コスト』を抑えられる事が挙げられます。
それに対して、
維持管理にコストがかかる『アクティブ運用』は、
昨今の『市場平均を上回るファンドがない!』理論を背景に、
どんどん肩身が狭くなっているように感じます。
それを証明するかのような情報も日々出ていて、
最近でも、次のような報道が出ていました。
『積立NISA 金融庁がアクティブ運用にダメ出しの理由』
世間の方々がどれだけ認識されているか疑問ですが、
来年2018年から『積立NISA』がスタートします。
通常版の『日本版ISA:NISA』、『ジュニアNISA』に続いて、
『NISA』シリーズ最終章として登場してくる制度です。
前述2つに反応しなかった世代、
まさに20代、30代の『私たちの世代』の方々の資金を、
株式市場により多く流入させるために行う施策です。
『ドル・コスト平均法』を用いて、
長期投資で資産形成していく仕組みですかね。
その投資信託の選択肢として、
『アクティブファンド』が極端に少なくなっています。
『パッシブ運用』のインデックス投信は、
基準となるハードルも低く、選択肢に含まれる数も多いのに対して、
『アクティブ運用』のファンドに関しては、
『積立NISA』の選択ファンドには僅か『6本』しか含まれません。
その理由は基準の厳しさで、
・運用期間5年以上。
・運用期間内3分の2以上で資金流入。
・純資産残高50億円以上。
・販売手数料が無料。
・信託報酬上限(国内:1%、海外:1.5%)がある。
等々の条件を満たものを選ぶと、
『6本』のファンドしか残らなかったというものです。
ここまで劣勢を強いられる『アクティブ運用』ですが、
果たして、本当にこれらは『悪』なのでしょうか??
実は、そうとも言い切れません。
仮に、世の中から『アクティブ運用』が無くなれば、
市場の『調整機能』も同時に失われてしまいます。
金融インフラが十分整っていなかった時代のように、
市場の大きな『歪み』も調整されず、しばらく残っていることになる。
そうなってくると『市場平均』等の指数は、
それを正しく反映するようにはならず、
『インデックス投資』ばかり行う投資家が溢れれば、
『インデックス』そのものの正当性が失われるジレンマに陥ります。
何が言いたいかというと、
『アクティブ』『パッシブ』結局どちらも重要ということ。
あなたの『ファイナンシャルゴール』を明確にして、
その達成に向けてバランスを取りながら、
資産形成に取り組むのが良いと思います。
まだまだ『金融リテラシー』が低い日本ですが、
少しでも多くの方々が、『お金』に興味を持ってくれたら幸いです。
『お金持になるファーストステップ』が、
その『きっかけ』になれば、これほど嬉しいことはありません(^_^)★
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井上耕太事務所
代表 井上耕太