『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★
昨日のblogでは、香港から帰国の機内で見た映画、
『THE BIG SHORT』の話をしました(^_^)
『リーマンショック』の舞台裏を描く面白いストーリーです。
その映画の中で、人類史上最大の『まやかし』を描く象徴的な場面があります。
『サブプライムローン』といのは、経済的に信用も低く、
返済の可能性が極限に低い人達に対して『住宅ローン』を貸し出していた事です。
その人の収入審査や、信用情報の照会もする事なく、
ただただ『住宅市場は堅調!』を繰り返して貸出しをしていました。
それらをごちゃ混ぜにして『債権』として売り出すのですが、
本来であれば各々の信用度により『格付け』が決定されるべきです。
しかし、この時は世界的にこの信用格付けで『まやかし』が行われていた。
返済可能性が極限に低い人達に貸し出した債権でさえ、
S&P、ムーディーズ、フィッチなどもこぞって『AAA』など最高ランクをつけた。
誰も、その中身、現実を直視しようとはしません。
『住宅は今後もずっと堅調!』
『住宅ローンを踏み倒す奴なんて、ほとんどいない!』
そんな言葉を鵜呑みにして、信用格付けを疑うことは無かった。
そして、弾けたのが『リーマン・ショック』です。
しかし、歴史を振り返ればこれが初めてでは決してありません。
いつの時代も、メディアが『正しい情報』を流しているとは限らない。
いやむしろ、これだけの情報発信装置です。
既に権力を握っている人達や、政府の息がかかっていると考える方が自然。
今の『日本市場』にも、当てはまるのではないでしょうか?
年初の乱降下から少し落ち着きを取り戻し、市場はだいぶ戻してきました。
昨日の終値で、日経平均も『17,000円』前後を推移してますよね(^_^)
でも、以前から僕は再三言っていることがあります。
ここ数年、日本経済は実体として良くなってないよね、と。
力技の『金融緩和』で市場へのお金の供給量を増やしてみたり、
『GPIF』の株式保有割合を増やして資金投入し、株価を吊り上げてみたり、
日銀が『国債』を買い入れることで適正な価格・利回りすらわからなくなったり、、、、
でも、いつか『まやかし』は清算する時が来ます。
東芝の不正会計問題なんかでもそうですよね。
その時々の責任者が、自分の任期中の責任を逃れるためにやってきた。
でも、いつまでも繰り延べできる筈もなく、今一気に明るみに出ています。
企業でも、個人でも同じです。それは、政府でも同じことです。
『GPIF』は、昨年10-12月の運用損失約『約8兆円』が明るみに出てから、
ついには運用成績の開示をやめてしまいましたね。
安倍首相が『運用は短期で見るべきではない』との考えを示しました。
これは、『資産運用』に対する考え方としては正解です。
しかし、資金投入したのが自作自演の日本市場なので、
これの真実が判明した時にはどのような結末になるか見ものです。
また、日銀の国債買い入れペースは現在『年間80兆円』。
保有資産から考えて、これを日銀が継続できるのは後2〜3年と言われています。
『Xデー』が近づいた時、果たしてこちらもどうなるのでしょうか??
時代は、『バブル』と『崩壊』を繰り返しながら進みます。
『バブル』には正常な加熱もありますが、『まやかし』で進むものもある。
共通するのは、いつか必ず崩壊するタイミング、引き際が来ることです。
日本市場も、近い将来必ず来ます。
その時、どのような状態になるのでしょうか??
その時を見据えて、
日本市場の『リスク』と自身の『リスク』を切り離すため、
着実に準備を進めている人達もいます。
今日の記事にも、必ずピン!と来る人たちがいると思います★
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