今日のテーマは、『つみたてNISA、皆さんはご存知ですか??』です。
いつになく、『ファイナンシャル・プランナー』らしい記事タイトルですね(笑)
自分で言うのも何ですが、
私がこのような典型的なタイトルで、記事を書くのも珍しいと思います(笑)
ところで、
早速、本題に入らせて頂きますが、
皆さん、本当にこの質問に対して『YES』と答えられますか??
『つみたてNISA』、ご存知でしょうか??
その前に、基本版の『NISA』さえ怪しい人も多いのではないでしょうか??
元々は、イギリスで発祥したISA(小規模投資の非課税制度)、
これが2014年から日本にも導入され、公募で当選した名称『NISA』と命名されました。
*『N』は『Nippon』の頭文字だと言われています。
当初、『年間100万円』と言われていた投資上限も、
2016年からは『年間120万円』まで拡大され、
口座内の取引に関しては、配当・売却益等が最大5年間免除される仕組みです。
期間が『5年間』とかなり短いですが、この期間は配当も免除される為、
その資金を再投資に回せば、オフショア同様の効率的な資産形成も可能です。
期間を最大活用して利益を繰り延べし、
期限内ギリギリのラインで売却を掛けることで、最大限『税負担』を軽減する効果も期待できる制度。
こう書くと、とても魅力的な制度ですよね。
制度発足当初、金融機関各社も躍起になって、
『口座開設』の喚起CM・広告を多数流していました。
口座保有されている金融機関から、
直接勧誘を受けられた方も多くいらっしゃると思います。
ただ、
これだけ筋金入りでスタートした制度も、蓋を開けてみれば、
想像していた以上に、国民の金融資産は動きませんでした。
それを象徴するかのように、
先日、政府が発表した調査では、国民保有の金融資産約1800兆円のうち、
『現金・預貯金』での保有資産は、約半数の『900兆円』オーバー。
『インフレ』が経済の前提である諸外国からしたらこれは異常事態で、
ここ数十年、『円』という通貨が安定していた日本だからこそ、起こり得た状況です。
*実際は、日本でも確実に『インフレ』は進行しているのですが、
企業努力の賜物で、私たち国民はそれを感じにくくなっています。
話を元に戻すと、
政府としてはこの流動性を失った『金融資産』をどうにか動かそうと、
『ジュニアNISA』なる、親・祖父母世代の琴線に触れる政策も実施します。
しかし、
これも認知度は今いちのまま浸透せず、今日を迎えています。
そこで、
さらなる肝入り施作として2018年からスタートしたのが、
『つみたてNISA』なる、自助努力での『年金資産作成プラン』です。
公には『年金資産作成プラン』と言われていませんが、
その中身をしっかり理解すると、その真意が見抜けるようになります。
以前の公式サイトブログにも書かせて頂きましたが、
現在の金融庁長官・森信親さんは投資家(国民)目線とても素晴らしい方です。
その森長官が推し進めたと言っても過言ではない、
『資産形成の真理』を具現化した制度こそが、『つみたてNISA』なのです。
この『つみたてNISA』について、
シンプルでわかりやすくお伝えするセミナーを、今月2月22日(木)に開催します。
■2/22(木)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin大阪・梅田■
ご興味持って頂けた方は、ぜひこの機会に学びにお越し頂けたら幸いです。
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このセミナーは一方的な講義スタイルのセミナーではなく、
前半部分は、ご自身の『お金』と向かいって頂く『体験型ワーク』があります。
まず、
ご自身の『お金』に向き合って頂くことで『自分事』になり、
その後、講義を受講することで、具体的な活用方法がリアルにイメージできます。
この機会を、ぜひ有効活用してください(^_^)
これは実際に経験された方々も多いと思いますが、
現在、『企業年金システム』も、
従来の『確定給付型』から、『確定拠出型年金』に順次移行しています。
両制度の違いの説明は他に譲りますが、結論から言うと、
この変化は『企業年金システム』の疲弊以外、何ものでもありません。
また、
今回取り上げさせて頂く『つみたてNISA』はじめ、
『従来版NISA』『個人版確定拠出年金の対象者拡大』『共済・厚生年金の財源一元化』等、
これらの変化も、『企業年金』同様『公的年金システム』疲弊のサインでしか無いのです。
もう再来年に迫ってきましたが、2020年東京五輪が開催され、
私の活動拠点・大阪では2025年万国博覧会誘致の話題もあります。
しかし、
近年、開催後の経済的苦境が恒例化している両イベントを、
果たして、日本はこのまま乗り切ることが出来るでしょうか??
私個人の意見としては、この答えは『否』です。
このブログでも常々お伝えさせて頂いている事ですが、
これからの時代、『資産形成』は国民誰しも考えないといけない『メイン・テーマ』です。
就いている職業がどうとか、保有している資格がどうとか、
所属している組織がどうとか、これらは全く関係がありません。
『日本』という大きな船が傾きかけている今の時代だからこそ、
職業、資格、立場に関係なく、全国民が考えるべきテーマなのです。
皆さんが『資産形成』を考える最初の『きっかけ』として、
2月22日(木)開催の『つみたてNISA』セミナーを有効活用頂けたら幸いです。
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2月22日(木)セミナー当日、
会場で皆さんにお会い出来るのを、心より楽しみにしております。
井上耕太事務所
代表 井上耕太