今日のテーマは、『日本人の自己重要感が低くなってしまう理由』です。
まずは、質問から入らせて頂きます。
皆さんは、ご自身で『自己重要感』が高いと思いますか??
それとも、
自身では『低いかな。』と感じてしまうでしょうか??
もしかしたら、自身では『自己重要感が高い』と考えていても、
潜在意識の中では、実は『自己重要感が低い』人も多くいます。
『自己重要感』における、『隠れキリシタン』のようなものですね。
評価の方法は様々あるでしょうが、
簡単に見抜く方法として、1つは次のような方法があります。
『新たなことに、チャレンジ出来るかどうか。』
以前の公式サイトブログでもご紹介した話ですが、動物の脳機能学的には、
『新しいことへのチャレンジ=不安・恐怖』という公式がインプットされています。
『未来』の物事が全てにおいて『不確定』というのは共通ですが、
それでも、『新たな行動』を取るよりも、『既存の行動』を取る方が結果をイメージ可能です。
だからこそ、
同じ不確定であるならば、『新たな行動』を取るよりも、
より確実な(ように見える)『既存の行動』を取る方を選択してしまう。
ここで、
『自己重要感が高い人』というのは、
不確定な『未来』に対して、自身を信じることが出来るので『新たな行動』に挑戦できます。
しかし、
『自己重要感の低い人』というのは、
不確定な『未来』であるなら、よりリスク回避的に『既存の行動』に固執します。
次のような例を挙げたらシンプルにわかることで、
例えば、独立・起業する人間には、『自己重要感の高い人』しかいないですよね。
自身を信じることが出来るからこそ、
何の保障もない、『未来』に対して前向きに行動していくことが出来るのです。
もし自身を信じることが出来ず、『自己重要感』が低ければ、
『独立・起業』というリスクなんて、決して背負えるはずが無いのです。
何が言いたいかというと、
世の中には、『自己重要感の高い人』と『低い人』が存在するという事です。
ここまで、私のような若輩者から、
わざわざ改めて言われなくてもOKですよね??
そうすると、もう1つの疑問・不明点が挙がってきます。
それは、次のようなポイントです。
『なぜ、自己重要感の高い人と、低い人が存在しているのか??』
どうでしょうか??
皆さん、ここまで掘り下げて考えてみたことはありますか??
この質問に対しても、
『これこそが唯一無二の答えだ!』というものは存在しないと考えます。
しかし、
私の個人的な意見では、次のことも『大きなポイント』だと思うんですよね。
それが、それまでに自身が積み上げた『成功体験』です。
この『解答』を聞いて、皆さんどう感じるでしょうか??
『いや、そんな事、当たり前やろ!』という方も多々いらっしゃるでしょうね。
ただ、私自身がここでいう『成功体験』と、
皆さんがイメージする『成功体験』は、少し隔たりがあるかも知れません。
結論から言うと、
世間一般の方々がイメージする『成功体験』って、
私が定義するそれと比較して、『ハードル』がちょっと高過ぎるんですよ。
例えば、『成功体験』と言うと、次のような事をイメージしませんか??
・学生時代、常に学業優秀で学級委員・生徒会長もしていた。
・スポーツ万能で、所属する部活動でスタープレーヤーだった。
・音楽、芸術等の才能に秀でていて、学年注目の存在であった。
・これまで、自身で定めた『目標』は悉く(ことごとく)達成してきた人生だった。
などなど。
もしも、これが『成功体験』の基準であれば、
世の中の極一握りの人達だけが、『成功経験者』ということになります。
『成功体験』の積み重ねで『自己重要感』が決定するのであれば、
この基準では、私を含め、世の中ほとんどの人が『敗者』になってしまいますよね。
私としてもそれは困りますから(笑)、
このように『成功体験』の基準を高められたら、人生やってられない訳です。
じゃあ、私が定める、『成功体験』の基準は何か??
それは、
自身が『やりたい!』と感じた・思った事を、
どれだけ『心の動き』に素直になって、実際に『行動』に移すことが出来たか。
言葉を変えたら、
『新しい行動』に対する不安・恐怖を、きちんと乗り越えることが出来たかどうか。
本当に、この通りだと考えます。
例えば、
私が通った中学校は1学年300人が在籍していましたが、
『学業成績トップ』を取るには、300分の1になる必要がありますよね??
どうですか??
これは、ちょっと(じゃなく)ハードルたかそうじゃ無いですか??(笑)
きっと、『努力』以外にも、『才能』といった因子も関係してそうですよね。
前述させて頂いた、『スポーツ』の事例でも同じことです。
これに対して、自身が『やりたい!』と感じた・思った事を、素直に『行動』する。
このポイントを考えると、どうでしょうか??
これも少しだけ例を挙げさせて頂くと、次のようなことです。
・『見たい!』と思った、スポーツの試合を現地に観戦に行く。
・『食べたい!』と感じた美味しそうなレストランに、食事に行く。
・『行きたい!』と思った海外の国に、実際に行ってみる。
・『やりたい!』と思ったスカイダイビングに、挑戦してみる。
などなど。
これには、特別な『能力』や『才能』は必要なさそうですよね??
皆さんがイメージされる突出した『成績』を残さなくても、
この基準であれば、誰でも『成功体験』は積み上げられそうです。
要は、
そんな『大それた事』では決してなくて、
日々の『小さな事』の中に、『成功体験』は潜んでいると思うのです。
しかし、
この事を理解せずに日々を疎かにしていると、
知らぬ間に、『成功体験』を逃し、『自己重要感』が低くなってしまいます。
何故なら、
自身が『やりたい!』と思った・感じたことに対して、
不安・恐怖を感じて挑戦しないと、それは『失敗体験』としてカウントされてしまうから。
今日のタイトル、日本人の『自己重要感』が低くなってしまう理由。
それは、
自身が『やりたい!』と思った事を、
あれこれ言い訳・理由をつけて、日々の生活で諦めていっている事です。
我慢する人生が長引くほど、
自身の『心』が動くポイントを感知するセンサーも、感度が落ちます。
『見たい!』『食べたい!』『行きたい!』『体験したい!』etc.
このような『心の動き』を感じにくくなっているのも、
大人になる程、これを感じるセンサーが鈍くなっていっているから。
それでも、
潜在意識はこれを無意識に感知していますから、
自分が『やりたい!』と思った事に挑戦しないと、
知らぬ間に『失敗体験』を積み上げていく事になります。
これでは、『自己重要感』は低下していく一方ですよね。
今日は平日ですが、福岡からクライアントさんが来てくださいました。
大阪まで面談に来られて、『新たな行動』を起こす。
これだけでも、物凄い『決断力』『行動力』ですよね。
昨年1年間を振り返ってみても、
本当に、劇的に人生の変化を遂げられたクライアントさんが多くいらっしゃいます。
皆さんの『決断力』『行動力』は、本当に素晴らしい!
これに対して、とても残念なことなのですが、
『行動を起こさない人』という方も、勿論、中にはいらっしゃります。
そういった方々の言葉でよくあるのは、
『行動しない、という事を決断しました』、と。
でもね。
『行動しない』というのは、決して『決断』では無いと思うんです。
もし何も興味を持っていないのであれば、
私のブログや書籍を読んだり、セミナー・個人セッション受講も考えない訳です。
そうではなくて、
実際にブログ・書籍を読み、セミナー・個人セッションを受講してくださる時点で、
自身の心は一度、『やりたい!』に大きく傾いてしまってるんですよ。
そこで『行動を見送る』ということは、
その人は無意識かも知れませんが、『失敗体験』を積み上げる事に他なりません。
これを繰り返していては、ダメだ。
自身の『心の動き』のセンサー感度を保ち、
その動きに素直に『行動』していく事で、『自己重要感』が高まります。
皆さんも、くれぐれも無意識のうちに、
『失敗体験』を積み上げないようにしてください。
『やりたい!』と思った事を、実際に『行動』に移す事。
そんな『当たり前』の積み重ねの先に、
あなたの『自己重要感』を高める鍵があると考えています。
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人生は、本当に好転していくものだと思います。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太