今日のテーマは『質問力を高める』です★
『お金』『ライフワーク』とはあまり関係ないように見えますが、
これもとても大切に感じるテーマです。
皆さんも、実生活の中で、するどい質問をされて、
『この人は頭が切れるな!』と感じた経験があると思います。
『質問力』は、その人の『賢さ』が明確に出てしまいます。
出身大学がどことか、会社で出世してるとか、
まったく関係がありません。本物の『賢さ』の話です。
人がする質問は、大きく2つに分かれると思います。
①『煩悩』から来るもの。
諸説ありますが、人は日常的に、
毎日約60,000もの『思考』をしてると言われています。
無意識下でも『思考』は止まりませんから、
その約99%以上は『煩悩』に当てはまる。
そこからくる質問をされると、とても困る。
・『AorB』
・『yes or no』
で答えても、具体的な方向性や行動に、
まったく変化を与えない質問が多いからです。
この手の質問は、抽象度も低く、
目先の問題への対応が精一杯で、他の問題へ応用は効きません。
本人としては、その場その場での疑問点を聞いてるのでしょうが、
そのレベルの質問をされていては、時間の『切り』がありません。
以前のブログで『成功者と接するマナー』を取り上げましたが、
無意識に『時間どろぼう』になっていては、次から相手にされません。
自分の行動を省みて、気を付けましょう★
②本質を突く質問。
こういう質問を連発する人は、賢い。
・『物事の本質は何か?』
・『本当の問題点は何か?』
・『自分の判断基準は何か?』
・『あと、何の情報が必要か?』
こういったことを、
普段から考える癖がついてるんやと思います。
これらの質問は、抽象度も高いため、
『目の前の問題』だけでなく、『今後出会う他の問題』へも対応可能です。
そして、本質を貫いているため、
目標へも最短距離で進んでスピードも早い。
また、『質問力のある人』と『それ以外』では、
質問する『スタンス』も全く違ってきます。
多くの人は、直面する課題に出会った時、
上司・目上の人に『どうしたら良いですか??』と質問します。
これも、相手の時間を奪う『時間泥棒』。
『思考能力』も全く鍛えられませんので、
今後の人生も、延々と他者に答えを求めながら生きていくことになります。
私は、普段『井上耕太起業塾』を開催していますが、
塾生には、『この手の質問はしないように』と常々言っています。
じゃあ、正しい『質問』はどういったものか??
『これこれ、こういう状況にあります』という報告に、
次のような言葉を続けることで完成します。
『自分はこう考え、行動しようと思います。』
『考え方、合っていますか?』
『何か、見落としていることはないですか?』
他者に『答え』を丸投げする方法と、
上で述べた『思考プロセス』を繰り返す方法と。
どちらが人生において『人間力』を高めるかは、
『火』を見るよりも明らかだと思います(^_^)
ソフトウェアを変えるのは一朝一夕にはいかず、
時間はかかるかも知れませんが、少しずつトライしましょう。
意識することで、人生が進むスピードも、
そして関わる人脈も、大きく変わってくると思います(^_^)