混乱続く世界経済、『女神』が微笑む投資戦略とは??

今日のテーマは、『混乱続く世界経済、女神が微笑む投資戦略とは??』です。

 

 

『市場変動』に関する記事は暫く控えていましたが、久しぶりに書きます。

 

 

常に市場を見ている方々は、当然気付かれている事ですが、

米国市場、日本市場だけでなく、世界的なマーケット下落が止まりません。

 

 

要因は複数あり、それぞれ独立した事象では無いと思います。

 

 

米国市場に目を向けると、『NYダウ平均』の昨日終値は『2万3323.66ドル』、

一時、『2万6000ドル』を超えて最高値を推移していた時期から10%超の下落。

 

 

また、

 

 

日本市場はさらに悲惨で、一時『2万5000円』を射程圏にしていた『日経平均』も、

今日の終値は、前日比『595円安』の『2万0392.58円』で取引を終えています。

 

 

この数字は、2018年末に来ての『年初来安値』で、

今年の最高値から起算すると『約16%』に迫る下落。

 

 

市場回復には少し時間が掛かるとの見方が大半ですから、

このままいけば、最後は寂しい2018年の終焉になりそうです。

 

 

もう少し続ければ、

 

 

米国・中国の2大世界大国同士の貿易戦争が激化の様相を見せ、

世界マーケット全体で、『モノ』『金』の循環が落ちると見られています。

 

 

『負の連鎖』は続くもので、

 

 

先日記事にした『債券』をも通り越して、避難所として『日本円』が変われ、

『原油価格』も、1バレル『50米ドル』を落ち込む値まで下落しました。

 

 

特に後者は、

 

 

私も保有する『コモディティ』なので好ましい状況ではなく、

一昔前の『100米ドル時代』とまではいかないまでも、

今年中頃までつけていた『70米ドル』付近までは戻して欲しい。

 

 

また、

 

 

世界的に、マーケットから退出する人が増大しているようで、

『株式』『債券』ではなく『キャッシュ(現金)』を持つ動きも進んでいるようです。

 

 

普段から『投資』に関わられている方々は分かるでしょうが、

ここに来て、なかなか厳しい『冬の時代』がやって来ました。

 

 

加えて、

 

 

世界経済の減速を、誰もが肌身をもって感じているこのタイミングで、

FRB(米連邦準備理事会)は、FOMC(連邦公開市場委員会)において、

FF金利の誘導目標を『2.25 ─  2.50%』に引き上げることを決定しました。

 

 

この情報を受けて、

 

 

昨日の米国市場は大きなレスポンスを見せ、前日比『351.98米ドル』安、

前述の通りですが、『2万3323.66米ドル』で終了するに至りました。

 

 

市場関係者からは、『最悪のタイミング』と言われていますね(笑)

 

 

まだまだ株式市場が堅調に推移していた頃から、

年末の『利上げ』は既定路線でしたから、それを強行実施した形になります。

 

 

市場の反応を受けてか・受けずか、

来年、2019年の利上げ回数の見込みを『2回』と推定。

 

 

今年9月時点では『3回』と言っていましたから、ここに来て、

FRBの『引き締めサイクル』が終盤に差し迫っている事を匂わせました。

 

 

自分で記事を書いていても、少し気分が滅入りますね(笑)

 

 

ただし、

 

 

『経済(株式市場)』は、『女心』にも例えられるほどコロコロ変わりますから、

2019年、新年明けて、投資家心理が改善したら、一気の回復も考えられます。

 

 

良い・悪いの話ではなく、『そんなもの』という事です。

 

 

ここ数年、

 

 

確かに世界経済は堅調に推移し、前述した『NYダウ平均』なども、

過去最高値を大きく更新し続け、『2万6000ドル超』を記録するまでになりました。

 

 

しかし、少しだけ時間を遡ってみると、

 

 

直近の大きな『金融危機』、2008年の『サブプライム・ショック』当時は、

同値は『8000ドル』付近、今からでは想像できない程の『低値』を彷徨っていました。

 

 

そう考えると、

 

 

『10年』という資産形成を考える上では『最小ユニット』の期間で、

『回復』どころか、よく何倍もの『成長』を勝ち得たと言えますよね。

 

 

2008年当時、

 

 

本当に、世界経済が『メルト・ダウン』寸前まで迫ったわけですが、

私たちが考えるより遥かに、『経済の粘性』は高く、『人』の力は偉大だという事です。

 

 

日常の物事でも同様かも知れませんが、

 

 

状況が悪くなると、直ぐに退出する輩が多数いる一方で、

それは、『株式市場』『資産形成』においては正しい選択とは言えません。

 

 

そもそも、

 

 

『キャピタル・ゲイン』狙いの短期投資ではなく、

『長期視点』で市場に入って来ているならば、

低迷期は買い増しできるタイミングとしては絶好です。

 

 

前述の『サブプライム・ショック』が起こった当時も、

 

 

世界中の資産価値が、ほぼ一瞬で『半分』吹き飛んだにも関わらず、

数年も保有していけば、何事もなかったように金融危機前の水準を戻して来ました。

 

 

どんなに『嵐』が吹き荒れるような日が来ようとも、

日々淡々と、経済変動の歴史を頭に入れながら、

粛々と『資産形成』を継続するのが『黄金則』だと考えます。

 

 

『不動心』を持って、長期視点で『資産形成』に臨んでいきましょう。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
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