今日のテーマは、『あなたは、環境の変化に順応出来ていますか??』です。
3連休初日を襲った『台風19号』が過ぎ去り、
活動拠点とする大阪も、一気に『秋』を感じる涼しさになって来ました。
つい先日、
10月がスタートした頃は、『暑さ』も残っていたと思いますが、
週明けの今日は、ジャケット、シャツスタイルでも『寒い」と感じてしまうほどです。
季節の変わり目、
体調を崩してしまいがちな季節になりますが、
公式ブログ読者の皆さんも、お身体、ご自愛頂けたら幸いです。
本題に入ります。
今朝(10月15日)の某新聞で興味を惹かれたのは、
来春(大学)新卒社会人における、就職環境の変化を報じるものでした。
『2020年春 大卒採用内定者 前年比で9年ぶりの減少』
主要大企業約1000社を対象に、任意回答で行った民間調査では、
来春新卒内定者数が、今春(2019年)比較で『減少』に転じたと紹介していました。
実に、2011年以来、9年ぶりの出来事だそうです。
特に、
落ち込みの大きかった業界としては、
『銀行:▲11.1%』『証券会社:▲26.4%』の2桁下落が注目を集めています。
少し掘り下げると、
銀行業界では、大手・三菱UFJ銀行が『前年比:▲(マイナス)44.7%』の530人、
みずほフィナンシャルグループは『同▲21.4%』の550人と大規模縮小が続きます。
証券業界に目を移せば、
野村証券が『前年比:▲44.7%』、大和証券グループ『同▲29.4%』と、
単年で見れば、『銀行業界』以上に、厳しい状況に追い込まれていると言えます。
この流れは他先進諸国も同様で、
米国においては、昨年(2018年)『1年間』という期間の中で、
前述『三菱UFJ銀行』一行分に相当する『本・支店』と『人員』が、
銀行業界全体として、消滅してしまったと言われています。
また、
以前もご紹介しましたが、投資銀行として有名なゴールドマン・サックス社では、
超有能なトレーダー数が、従来の『600名』から『2名』に削減されたのだとか。
これまで、
公式ブログでも、何度もお伝えさせて頂きましたが、
『一生安泰』の1つの代名詞とも言えた金融業界は、
時代の変遷に伴い、『失職筆頭業界』に成り下がってしまいました。
そこまで、『昔』の話を持ち出すつもりはありません。
私が大学新卒で就職活動していた時期、今から『13年』程前には、
未だ、確実に『金融業界=安泰』という印象等式は成立していたように思います。
それは、
実際に、社会人スタートからも、暫くの間継続していましたが、
ここ最近、『5年未満』ほどの短期間に、一気に『潮流』が変化してしまいました。
これは、他業界に目を向けても、同じ事です。
冒頭の民間調査に話を戻すと、
金融・証券業界の他にも、自動車を主とする部品産業が『前年比:▲5.5%』、
機械産業は『同▲3.9%』と、製造業19業種中、10業種がマイナス計上しています。
この業界も、
『高度経済成長期』から『平成初期』にかけての年代においては、
『ジャパン・アズ・ナンバーワン』と、栄華を極めた業界ですが、
20年ほどの期間を経て、現状は、全く『様変わり』してしまっています。
そもそも、
経団連会長や、日本を代表する世界企業(トヨタ自動車)のトップすらもが、
今後の時代において、『終身雇用』の終焉をオフィシャルの場で公言しています。
その状況において、
現時点で、所属している業界・企業、置かれている立場に関わらず、
『一生安泰』というものは、誰にとっても『幻想』でしか有り得ないと考えるのです。
私自身、
大学卒業時点での就職活動を振り返ると、内定を頂いた13社の中から、
最終的に就職先として決定した企業は、当時、バブリーだった製薬業界でした。
確かに、
その当時でも、本当の『バブル期』を経験した先輩方からは、
『この業界も、世知辛くなったな』などと聞いていましたが、
それでも、他業界と比較すれば、様々な意味で『潤った』業界だったと思います。
しかし、
それから『10年』とちょっとの期間を経た現在では、金融業界同様、
所属する企業に関わらず、全体として『リストラ』の波が押し寄せる業界になりました。
個人的には、
『会社員』という人種よりは、『起業家』が肌に合うと感じて独立しましたが、
もし、あのまま『会社員』を継続していても、今頃は『息苦しさ』しか感じなかったと想像します。
どれだけ『出世』しても、全く関係がありません。
『会社員』という立場であれば、雇用主から『首輪』は常に付けられており、
柔軟性に多少の差こそあれ『リード』も付けられ、『主導権』は他者が握ります。
それは、
行動、時間、人脈、機会(チャンス)、収入、場所等の『決定権』もそうですが、
そもそもの、『雇う・雇わない』という決定権すら、相手サイドが握るという事です。
更に、
今日、ご紹介している『雇用環境』の変化に加えて、
私たちの世代は、親の世代とは『経済面(社会保障)』の面でも、大きな乖離が有ります。
その流れの中で、
数十年前の『親世代の常識』を引きずりながら、人生を歩んでいるとしたら、
これからの将来、決して『明るい』『希望溢れる』とは言えないと考えます。
『時代』『環境』は、加速度増して、どんどん変化し続けています。
あなたは、その『変化』に順応出来ているでしょうか??
ダーウィンの『進化論』に示されている通り、『強い者』ではなく、
『変化に順応出来た者』が、これからの時代、生き残っていけると考えます。
『金融リテラシーを高めて、具体的に資産形成をしたい!』という方に最適なセミナーを、
今月は、神戸・三ノ宮10月25日(金)、大阪・梅田10月29日(火)の日程で開催します。
——————————————————————–
■2019年10月25日(金)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin神戸・三ノ宮■
****セミナーご案内ページはこちらをクリックください****
■2019年10月29日(火)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin大阪・梅田■
****セミナーご案内ページはこちらをクリックください****
——————————————————————–
『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
人生は、本当に好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。
セミナーを受講する間でもなく、
『今すぐ、具体的に資産形成をスタートしたい!』という方は、
ぜひ勇気を持って『お金のセッション』を受講してみてください。
——————————————————————–
****プライベートセッションご案内はこちらをクリック****
****『お金のセッション』ご予約はこちらをクリック****
——————————————————————–
井上耕太事務所
代表 井上耕太