今日のテーマは、『金融庁・日銀主導ストレス・テスト、隠された真意とは??』です。
クリスマスですね。
相変わらず、『仕事』に明け暮れています(笑)
2015年元旦に始動した『井上耕太事務所』も、
本年12月31日を以て、設立以来『丸5年間』が経過したことになります。
長かったような、一瞬だったような、複雑な想いです。
1つだけ確かなことは、
設立・始動当初、ここまで来られる明確なイメージは何もなく、
本当に、想像を遥かに超える展開を見せて、多くの『人』に支えられたという事。
なかなか、きちんとお伝えする機会も無いのですが、
これまで関わって頂いた方々に、心より御礼申し上げたいと思います。
普段、
日々、慌ただしく活動し続けていますが、年末年始のこの時期は、
少し、自分自身について、振り返って考える機会も増えてきます。
国立神戸大学を卒業後、東証一部上場の製薬会社に入社。
日頃、
公式ブログでは『一生安泰は存在しない』と述べていますが、
それでも、当時は、そこそこ安定した雇用と収入を確保していたと思います(笑)
業界的に、
薬局経営で独立を検討する人間は、比較的多く存在すると思いますが、
私自身、全く関係無いように思われる『独立系FP事務所』を開設して起業。
ちょうど、『30歳』の節目を迎える時でした。
直接、繋がりのある方々は、『井上耕太』に対して、
いつも自信満々なイメージを持たれていると思いますが、
正直、飛び出す当初は、かなりの『勇気』が必要でした。
それでも、
前述した、短期的視点でも『安定』した雇用・収入を完全に捨てて、
独立・起業に踏み切ったのには、『明確な理由』が存在しています。
それは、
『井上耕太』が発信する情報で、1人でも多くの方々に、
自助努力で『資産形成』し、人生の『主導権』を取り戻す勇気を抱いて頂く為。
また、
私自身が得た、アドバンテージあるポジション・人間関係を有効活用する事で、
『アクションを起こしたい!』と決断された方々に、『具体的方法』を情報提供する為です。
その結果、
『井上耕太』が起点となり、『経済的自由』を達成して、
『自由』を獲得して、『才能』を発揮して生きる仲間が増えていけば最高ですね。
ただ、
始動当初は『絵空事』のように思えた、上記の設立理念も、
『5年間』の活動期間を通して、確実に『実現』へと向かって動き続けています。
これからも、この『良い波動』をどんどん増幅出来るよう、
『信念』を持って、活動継続していきたいと考えています。
久しぶりに、長い『前置き』になりました(笑)
時間も無いので、早速、本題に入りますね。
今年の秋頃、日本国内の金融機関(銀行)において、
『海外送金』が急激に難しくなっている(場合によって不可)事をご紹介しました。
基本的に、
日常生活で『海外送金』など経験する方々は少数派なので、
この情報は、大半の方々にとっては、自身とリンクし難い情報でしたよね。
この時(前回紹介時)、
持論としては、『海外送金』を抑制する事で、『現金』の海外流出を阻止し、
来る2024年『紙幣刷新』というベントの為、準備を整えていると展開しました。
これは、恐らく、間違っていないと思います。
数十年間に渡る『古き良き時代』の経験から、
日本国民は、完全に『平和ボケ』に陥ってしまいました。
海外諸国から『驚愕』されてしまう国民性としては、
1つに、『国家』という巨大システムに対する『全幅の信頼(忠誠心?)』です。
80年程前、
情報統制により『第二次世界大戦』に突き進み、
歴史に残る大敗戦時には、そのツケを一身に背負わされたにも関わらず、
もう既に、その『事実』を忘れ去り、『信頼』を置いてしまっています。
これは、
『世界スタンダード』から考えれば、とても『異質』なことで、
ここまで、『国家』というシステムを信頼し切っている国民は、他に居ません。
海外諸国では、
勿論、『社会保障』等の恩恵は、順当に享受しながらも、
『国家』とは少し距離をとり、『客観的視点』で関わる方々が多い印象を受けます。
話が逸れたので、急激に戻します(笑)
以前にもご紹介した『海外送金抑制』の流れですが、
この件について、少し前に、興味を引く報道が出てきているのに気付きました。
『金融庁・日本銀行主導で、邦銀のストレス・テストを共同実施』
表向き、
超低金利時代、その利益追求の場を『海外』にシフトしつつある邦銀の、
『財務健全性』『海外発リスクの影響調査』を、金融庁・日銀主導で展開する、と。
対象となるのは、
『3メガバンク(UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)』に加えて、
『三井住友トラスト・ホールディングス』『農林中央金庫』になる予定です。
これまで、
『海外発リスク』に対しては、各金融機関ごとの『想定』『対策』に委ねましたが、
来年以降、両者(金融庁・日銀)介入の上、『共通対策シナリオ』作成の予定です。
現時点で、
上記対象となる金融機関は、それぞれ『財務健全性』を保っており、
2020年半ばまでの検証結果により、『資本積増し』等の措置は考えていません。
ただ、
これを機に、金融庁・日本銀行は、邦銀に対する監視制度を高めていき、
『金融危機時の金融システム安定性向上』を大命題に、介入を強めていく想定です。
一見、
『金融危機時の金融システム安定性向上』と聞くと、メリットに思えますが、
個人的に、監視制度を高める事での、『国民資産監視』を強める事が真意と見ます。
何と言っても、
『日本国』は、累積債務の『対GDP比』が主要国間では突出して高く、
その『債務返済』の具体的解決策については、『正攻法』は見当たっていませんから。
2019年、令和初のクリスマス。
街には『幸せムード』が充満していると思いますが、
そのような『不穏な動き』がある事も、しっかり把握しておかなければなりません。
それでは皆さん、良いクリスマスをお過ごしください(^ ^)
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井上耕太事務所
代表 井上耕太