21世紀、『現代版:資本主義』の法則支配は加速していく。

今日のテーマは、『21世紀、現代版:資本主義の法則支配は加速していく』です。

 

 

日本においても、5年ぶりとなる『国勢調査』を実施中ですね。

 

 

それに先駆けて、

 

 

米国での『国勢調査』に関する集計結果が先日公表されており、

その中で、強く興味を惹かれる『事実』が明らかになりました。

 

 

それは、

 

 

直近10年間(2009年ー2019年)における『所得格差』の増大です。

 

 

『現代版:資本主義社会』

 

 

『貨幣』が、完全に『バーチャル』な存在へと変化して、

『実体経済』と大きく乖離して膨張していく現代を表す、私の造語です。

 

 

一部、

 

 

『リアル』な世界と連動する形で、機能している部分も有りますが、

こと『金融』に関する分野で、その乖離は年々大きくなっています。

 

 

元々、

 

 

『社会的ルール』を決定するのは、『格差上位』にいる方々なので、

私たちが生を受ける以前から、『格差拡大』は確実に存在しました。

 

 

しかし、

 

 

『貨幣価値』が『バーチャルな存在』に完全転換してからは、

特に、21世紀に入って『何でもあり』状態が続いています。

 

 

そして、

 

 

『現代版:資本主義社会』の頂点に君臨しているのが、

2020年現在、覇権国である『米国』という事です。

 

 

当然の話ですが、

 

 

『現代版:資本主義社会』の頂点に君臨する米国においては、

直近10年間で、ほぼ100%の国民がその恩恵に与ります。

 

 

具体的に、

 

 

『低所得層』に分類されたグループにおいても、

直近10年間の所得増加は10%を超えており、

この点は、『日本国』とは完全に異なるポイントです。

 

 

同期間、

 

 

日本においては、『非正規雇用』なる言葉も市民権を得て、

『低所得層』の収入水準は、今まで以上に下落しています。

 

 

ただし、

 

 

全体として『所得拡大』を示した米国・国勢調査においても、

経済カーストによる『格差拡大』は、明確に示される形となりました。

 

 

今回、

 

 

米国民を『Lowest』から『Top5%』までの6段階に分けて、

直近10年間における所得上昇率が示されるパートがあります。

 

 

数値を示してくと、次の通りです。

 

 

『Lowest』:10.8%

 

 

『Second』:16.3%

 

 

『Third』:16.5%

 

 

『Fourth』:18.2%

 

 

『Highest』:24.7%

 

 

『Top5%』:27.9%

 

 

結果として、とても綺麗な数字が並んでいますね。

 

 

経済覇権国・米国において、直近10年間の所得上昇をみた際、

年収の高いグループに分類されるほど、その上昇率も高くなりました。

 

 

先ほど、

 

 

『低所得層(Lowest)』の所得上昇率を10%超と紹介しましたが、

上記2階層(Highest / Top5%)にダブルスコア付けられています。

 

 

具体的に、

 

 

『Top5%』の基準値は『年収約45万ドル』とされていますが、

日本においては、『1%』も存在しないであろう高額年収世帯が、

直近10年間で『30%』近くも収入を増加させているのです。

 

 

また、

 

 

同調査では、直近10年間における『消費者物価』も示されますが、

これについては、『約20%』の上昇という結果が示されています。

 

 

この数字は、

 

 

『Lowest』以上『Highest』未満の中間層の所得上昇率、

『+16%〜18%』を上回り、その結果が示すことは、

上位階層以外の『実収入』が減少しているという事実です。

 

 

『数字上』は増加しているけど、『現実的』には減少している。

 

 

『数字上』すら上昇していない日本は、どうしたら良いのでしょうか??

 

 

このように、

 

 

米国の『所得格差増大』についてご紹介しましたが、話は、ここに留まりません。

 

 

直近20年間、

 

 

21世紀に突入した頃から、世界の所得上昇については、

『エレファント・カーブ』が成立していると言われます。

 

 

要は、

 

 

この期間、大きく『所得上昇』を経験したのは、

世界的全体として『上位層』に分類される人と、

これまで途上国に分類されていた『貧困層』の人間である、と。

 

 

それを考慮すると、

 

 

現在、『先進国』で生活を送っている国民というのは、

『世界全体』で見ると、『上位50%』に分類されて、

その『中間層』は、まさにエレファント・カーブに『谷』に位置する階層です。

 

 

1フレーズで言うなら、

 

 

『先進国の中間層』だけが、21世紀の『所得上昇』から取り残されている。

 

 

それは、

 

 

今回の国勢調査でも明らかになった通り、『米国』も然り、

そして、数字上ですら上昇していない『日本』も然りです。

 

 

『収入格差』は、これからも増大し続けます。

 

 

『今までの働き方』『今までの思考回路』のままでは、

『乗り越えられない時代』が来ていると言うことです。

 

 

その『事実』を正しく理解して、『思考回路』に加えて、

『行動』を変革することが、求められていると考えます。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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