これからの時代、ビジネスで『求められる人材』を考える【後編】

今日のテーマは、『これからの時代、ビジネスで求められる人材を考える【後編】』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『これからの時代、ビジネスで求められる人材を考える【前編】』と題して、

今後のビジネス・シーンで求められる『人材像』について、ご紹介しました。

 

 

本当に、

 

 

『日本型雇用形態』を取り巻く環境は、日々、変化し続けています。

 

 

先日は、

 

 

長らく『日本の翼』として活躍してきた全日本空輸(ANA)が、

『完全副業解禁』したというニュースも、ご紹介しましたよね。

 

 

これも、

 

 

『副業解禁』というと、ポジティブに捉えられるかも知れませんが、

実情は、企業サイドで支えられないので、『バイトしてくれ』です。

 

 

まさか、

 

 

『天下の全日空』にお勤めになっていた方々も、良い年齢をして、

自らが『アルバイト』を探すとは、想像していなかったでしょう。

 

 

また、

 

 

昨日は、航空産業の長期的低迷予測から、『三菱重工業』が、

『MRJ(国産ジェット)事業』からの撤退を表明しましたね。

 

 

既に、

 

 

関連事業の従事者には、配置転換等を進めていた同社ですが、

今後は、『人員削減』も視野に、手続きを進めると言います。

 

 

『よもや、天下の三菱が』といったところでしょうか。

 

 

今から、

 

 

10年以上前に、同社に入社していた方々であれば、

『一生安泰』を想像していたであろう、超巨大企業。

 

 

昨年、

 

 

『終身雇用』の事実上廃止を宣言した『トヨタ自動車』同様、

『会社員』を取り巻く環境の、大変動時代に突入しています。

 

 

これからの時代、

 

 

今までのように、『言われたこと』を『言われた通り』、

こなすだけの人材は、まったく必要とされなくなります。

 

 

何も考えず、

 

 

『思考回路』が失われた状態で、うかうかしていたら、

秒速で『リストラ対象』にされる人材になるでしょう。

 

 

それでは、昨日に続いて、今後求められる人材、

『後半』2項目をご紹介していこうと思います。

 

 

③『自前型思考』ではなく、『ネットワーク型』で仕事を進められる人材。

 

 

昨日ご紹介した、『項目①』に通じる部分もありますね。

 

 

以前であれば、

 

 

『オールラウンダー』の言葉で表現されるような、

何でも個人対応できる人材が重宝されていました。

 

 

しかし、

 

 

昨日もお伝えした通り、『自前型』という仕事スタイルでは、

規模、質ともに、プロジェクトの限界は早急にやって来ます。

 

 

また、

 

 

全ての事業・産業が複雑化するこれからの社会では、

一見、相関が無さそうな事業同士の掛合わせにより、

『新たな可能性』が開ける場面も、多々有りますよね。

 

 

そうした時に、

 

 

『社内』などという『限定的な』『極小システム』の枠を超えて、

『ネットワーク(人脈)』を構築できている人間は、やはり強い。

(*当然、『信頼関係』が成立していることが前提ですが。)

 

 

当然、

 

 

常日頃から、『異業種』との交流がある人物の知見は広く、

仮に、『同じ仕事』に取り組ませたとしても、

より『広い視点』を持って、物事を捉えることが出来ます。

 

 

『経営者』であれば、きっと、そういう人材を求めますね。

 

 

④『固定思考型』の人材ではなく、『遊軍型』で柔軟な対応ができる人材。

 

 

こちらも、その能力の必要性を強く感じますね。

 

 

繰り返す通り、

 

 

『変化』のスピードが、以前と比べて格段に早まっている時代、

1つのプロジェクトであっても、遂行しながら変化することは多々有ります。

 

 

仮に、

 

 

プロジェクト発足時、ある『ポジション』を与えられたとしても、

『固定思考型』で、同じ作業をこなし続けるのは、得策ではない。

 

 

この辺り、

 

 

スポーツの中で、『ポジション』の取り方が最も流動的な、

『サッカー』をイメージすると分かり易いかも知れません。

 

 

その場合、

 

 

自身に与えられた『ポジション』がどこであれ、

試合の中での状況変化により、その位置どりは、

ピッチ内の凡ゆる場所となる可能性が有ります。

 

 

『今、自分自身が為すべき役割は??』

 

 

『この試合において、自分はどのような仕事をすべきか??』

 

 

『状況の変化』に対して、アンテナを張って、敏感に察知し、

『全体を俯瞰して見る能力』が全てに求められてくるのです。

 

 

また、

 

 

少し意外に感じられるかも知れませんが、ベテラン層であっても、

『現場主義』を貫ける人材こそ、求められる傾向にあるのだとか。

 

 

確かに、

 

 

前述した『全体を俯瞰して見る能力』というものも、

『現場力』があってこそ、発揮できる能力ですから。

 

 

『現場』で、結果・成果を残したことのない人物が、

想像で語る『精神論』ほど危険なものは有りません(笑)

 

 

以上です。

 

 

昨日から引き続いたテーマは、いかがだったでしょうか??

 

 

『起業家』『事業家』という立場の方々は、勿論のこと、

『会社員』という立場でも、『変化』の激しい時代です。

 

 

『雇用』という観点では、全ての方々に共通して、守られているものが有りません。

 

 

常に、必要とされる人材になれるよう、平時から、

しっかりと『人的資本』を高めていきたいですね。

 

 

皆さんのビジネス・シーンに、少しでもお役立て頂けたら幸いです。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
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