今日のテーマは、『内閣府公表の景況感:改善は、果たして、ポジティブか??』です。
一昨日から、バカンスで沖縄・宮古島に来ています。
『コロナ』が無ければ、
普段から、仕事で海外に行くことも多いのですが、
意外にも、沖縄県は『上陸』としては初めてです。
11月中旬、
こちらは、活動拠点・大阪と比べると気温も高く、
ここ数日、とても、快適な毎日を過ごしています。
毎日2時間、
きちんと『仕事』の時間も確保しようとしていますが、
沖縄(宮古島?)の空気が、まったくそうさせません(笑)
私自身、
旅行では『予定』を詰め込む方ではありませんが、
想像を超える『海』の綺麗さに心を奪われていて、
何するでもなく贅沢に『時間』を過ごしています。
日々、『仕事』に対して本気で取り組んでいるので、
たまには、『リフレッシュ・タイム』も必要ですね。
この期間は、しっかりと『宮古島』を五感で味わいたいと思います。
少しだけ、仕事に取り掛かります(笑)
先日、
内閣府より公表された『景況感・現状把握指数』は、
前月比で5.2ポイント上昇して『54.5』を記録。
この調査は、
『景気』の影響を直接的に受けるとされる業種(*)に、
『景気の方向感』を尋ねて調査するもので、
『50』を基準値として、『好況・不況』を判断します。
(*タクシードライバー、事業主等。)
実は、
今回、節目となる『50』を超えるのは2年9ヶ月ぶりで、
『新型ウイルス』に関連する騒動を超えて、
『消費増税』が行われてから、初めてという事になります。
この辺り、
私自身も、絶賛活用中の【GoToキャンペーン】が奏功したとの見方が強く、
基調判断を2ヶ月連続で引上げ『着実に持ち直している』に修正しました。
確かに、
現在、宿泊するホテルには、私たちのほか多くの観光客が訪れ、
宮古島市内の飲食店も同様に、観光客の姿が散見されています。
また、
『商売』をされるサイドの方々からも『持ち直した』との声は多く、
沖縄ながら、なかなか、手強く『観光客商売』をされています(笑)
もちろん、
期間限定で入る『政府助成』も大きな要因と考えますが、
観光業界は、直近数ヶ月間は、完全に『バブル』ですね。
これから、
気温が下がり、感染症リスクが高まる季節を迎えて、
『新型ウイルス』を巡る動向に注目が集まりますが、
刹那的観点で、確かに『改善傾向』にあるようです。
しかし、
果たして、この情報を鵜呑みにして、安心して良いのでしょうか??
この質問に対する回答のヒントとして、先ほどご紹介した、
『現状把握指数』と併せて、気になる報道が出ていました。
それは、
今年『10月』単月の国内自殺者数が『2000人超』に上り、
前年同月比としては『約40%』アップを記録したというもの。
2020年、
『国内自殺者数』が、前年同月比で増加となるのは4ヶ月連続で、
10月までの累計値としては『1万7000人』を超えています。
一時期、
『年間3万人』ペースの自殺者を出していた暗黒期もあり、
その時期と比較して、近年は確かに改善傾向がありました。
しかし、
ここに来て『単月2000人超』の数字を記録するようになり、
これは年間換算『2万5000人』を超えるペースの水準です。
明らかに『新型ウイルス』が関係していると考えるのが自然です。
一般的に、
古今東西、『自殺』の原因、第一位は『健康問題』と言われており、
それに続いて第二位を占める要因が『経済問題』と言われています。
確かに、
新たに出現した『新型ウイルス』は、健康関連の項目ですが、
『自殺』を決断させるほど、辛い闘病生活が続く訳ではない。
そうなると、
直近4ヶ月、前年同月比で『自殺者』が激増している理由は、
悲しい哉、『経済問題』に起因しているものが主と考えます。
きっと、多くの方々が納得してくださると思います。
例えば、
『ANA(全日本空輸)』では、『年収3割カット』報道が出ており、
『完全副業解禁』として、企業が従業員の収入確保を放棄しました。
これについては、
ライバル会社『JAL(日本航空)』も冬季賞与8割カットを公表し、
ANA(全日本空輸)同様、企業存続の岐路にあることを表します。
また、
日本を代表する財閥系企業『三菱重工業』も、
国産ジェット事業の『事実上凍結』を公表し、
関連社員の大幅配置転換と、早期退職募集を公表しました。
更に、
旅客大手の『JR』も、国内各社共通して、前年比として、
『8割〜9割』の旅客量減少と壊滅加減を極めています。
今まで、
『(超)大企業』として、名を馳せた企業ばかりですが、
そのような会社でさえ、現在は苦境に立たされています。
更に、
直近では、衣料品大手の『青山商事』も早期退職募集を公表し、
募集数は、全従業員の『約10%』相当の400人に上ります。
因みに、同社での早期退職募集は『初めて』です。
恐らく、衣料品業界は、その他企業も同様の台所事情でしょう。
奇しくも、
世界全体として、累計感染者数『5000万人』を突破した時期、
日本国ににおいても、『第3波』の到来が危惧されはじめました。
11月12日、
全国の『新規感染者数』も過去最高値を更新することが判明し、
日本各地でも『感染者再燃』が、報道されるようになりました。
また、
これまでの『ボディー・ブロー』で溜め込んだダメージもあり、
今後の動向如何で、より多くの企業の苦境が予想されています。
『景況感:改善』は、そのまま鵜呑みにしてはいけない。
2020年、無事に越年できる方々が多いことを切に祈ります。
定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、
『リアル』『オンライン(Zoom)』を並行して開催します。
——————————————————————–
■11/21(土)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■
■11/27(金)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom■
——————————————————————–
また、
『オンライン開催』については、『リアル開催』の場合と異なり、
ご希望頂いた方への『1対1:個別受講』も対応させて頂きます。
(*この時期限定のご対応です。)
その場合、
通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、
受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。
(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)
——————————————————————–
■11/21(土)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■
■11/27(金)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom■
——————————————————————–
*上記ご案内ページにアップする日程以外をご希望の方は、
下記アドレスまで、直接お問い合わせ頂けたら幸いです。
*井上耕太事務所公式:michiamokota0421@gmail.com
井上耕太事務所
代表 井上耕太