今日のテーマは、『経済的目標を達成したとしても、私たちが学び続けなければならない理由』です。
昨日の公式ブログでは『ネガティブな意見を持ちながら、私が社会保険料を支払い続けている理由』と題して、権利を主張するのであれば、同時に義務を果たす必要があることをご紹介しました。
(*この『事件』を知る意味でも、ぜひご一読いただけたら幸いです。)
そのシステムの持続可能性に対してネガティブな意見を持ちながら(当然ですが)私が社会保険料を支払い続けている理由は、それが日本居住者に課せられた義務(社会的なルール)だからです。
もちろん、社会保障制度が国民一人一人の選択制であれば、経済的合理性の観点から退会を検討する余地はありますが、第二次大戦後にリスタートを切ったそれは現時点ではそうなっていません。
にも関わらず、本来であれば国民の模範となるべき現職議員たちが違法スキームに手を染めていたことは許し難く、改めて強く非難したいと思います。
ただ、冷静に世の中を見渡してみると、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ等の世界に革命を起こすスーパースターがいる一方で、自らの知性と労力を悪い方向へと費やす輩が溢れていますよね。
奇しくも、先日も『プルデンシャル』という組織による30億円を超える詐欺事件をご紹介したばかりですが、投入された知力と労力は莫大なものであったことは容易に想像することが出来ます。
昨今、メディアを賑わせている特殊詐欺事件なども、その典型的な事例ですよね。
彼ら・彼女らは時代の潮目の変化にとても敏感に反応して、新たなテクノロジーも積極的に学び、勝機(?)を逃さぬよう非常にタイムリーに行動(犯罪行為ですが)を起こしています。
そのようなニュース報道があるたびに思うことですが、知的生産性や労働力を真っ当な方向に利用しさえすれば、彼ら・彼女らは一般社会において法に則って経済的・社会的成功を収められるはず。
しかし、残念ながら『理想』と『現実』に乖離があるのは世の常で、人間社会が続く限り、他人を欺くことで利益を得ようとする輩の存在はなくならないのだろうと想像しています。
昨日のニュース・リリースでも、架空の人物で偽装マイナンバーカードを作成した後、銀行口座開設・クレジットカード契約をして約6億円を搾取した男たちのことが報じられていましたね。
具体的な手法は触れられていませんでしたが、恐らく、何らかの商品・サービス等をクレジットカードで購入し、それを販売した代金を架空口座に振り込ませていたのだろうと想像します。
支払いに利用したクレジットカード自体は偽造マイナンバーカードで作成しているため、商品・サービス等の仕入れの代金を掛けることなく、その販売代金がまるまる儲かってしまう仕組みです。
本当に、それ(思考能力と労働力)を人の役に立つ仕事に活かせよと思うのですが、、、、。
ただ、倫理観に関してはこれまでの人生すべてが投影されてしまう為、理屈で考える以上に更生は厳しいのかも知れませんね。
経済的目標を達成したとしても、私たちが学び続けなければならない理由。
それは、古今東西、悪事を働く人間ほど(間違った方向に)勤勉で、日進月歩でアップグレードしているから。
先ほど触れた通り、彼ら・彼女らを撲滅することは現実的ではない為、より建設的な方法として私たちは学び続ける必要があると考えています。
井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太





