今日のテーマは、『中枢の人間は、平気でウソを吐(つ)くと知っておくこと』です。
昨日の公式ブログでは、
『今日の常識が、明日の非常識となると知る』と題して、
時間の経過と共に、常識が変化することを紹介しました。
その中で紹介した通り、
『経済大国・日本』も『強い日本円』も既にありません。
2022年に入り、
世界的にも『米ドル一強』という時代が続いていますが、
主要先進国通貨として『円』が独り負けもお伝えの通り。
それでも、
直近の急速な円安進行は、日本にとっても望ましくなく、
先週、大方の予想に反して『為替介入』が発動しました。
これは、
単純に、日本の『外貨準備』を原資として、国際市場で、
『米ドル』を売り払い、『日本円』を買い戻す動きです。
当初、
日米の背景から『介入は出来ない』と予想した私ですが、
実行出来たとしても、その効果は限定的と見ていました。
何故なら、
『為替介入』を仕掛ける為の『外貨準備』の原資として、
日本が自由に使えるものは『約20兆円』が限界だから。
これは、
日内取引額が『100兆円』規模を誇るドル円市場では、
最大量を一括投入しても、簡単に飲み込まれる数字です。
実際、
今回の介入は『約3.6兆円』規模と推定されていますが、
週明け、存在しなかったかのように効果が消失しました。
大火事の最中で、バケツ一杯の水をかけた状況に等しい。
確かに、火事を消そうと行動したことに変わりませんが、
それが、果たして『効果的』かといえば大いに疑問です。
しかし、
日本銀行・黒田東彦総裁は、次のようにコメントします。
『(今回の介入は)過度な変動に対する、適切な対応だ』
『効果が限定的だったとは全く考えず、何ら矛盾はない』
『介入と金融政策をあわせて、適切な状況が実現される』
果たして、皆さんはどのように感じられるでしょうか??
私自身は残りの『任期』を逃げ切りたいだけと感じます。
このように、
どう考えても、簡単に見破られてしまう場面においても、
国家中枢の方々は、平気で、簡単に『ウソ』を吐きます。
国民サイドも、その事は理解しておく方が良いでしょう。
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