今日のテーマは、『あなたは、資産形成の好機を適切に見抜くことが出来ますか??』です。
昨日の公式ブログでは、
『投資では、サル:素人がプロを打ち負かす』と題して、
金融の世界に存在する『不都合な真実』を紹介しました。
冷静に考えて、
『素人』が『プロフェッショナル』を打ち負かす事など、
他の世界・業界では考えられず、決して起こり得ません。
例えば、
『将棋』というフィールドで勝負した時、私(素人)が、
藤井聡太竜王(プロ)に勝利することは万に一つもない。
仮に、
1万回対局することが実現すれば、1万回敗戦する訳で、
それは、今世だけに留まらず、来世でも同様と考えます。
しかし、
こと『金融』というフィールドの勝負になると、素人が、
プロフェッショナルを打ち負かす可能性は半分存在する。
これは、
試行回数が多くなれば、なるほど、精度は益々高くなり、
両者の勝率はちょうど『50%』ずつに収斂するのです。
本当に『摩訶不思議』としか表現しようのない世界です。
そして、
証明するかの如く『仕込み』の最善な時期にも関わらず、
多くのプロ(*)が、市場に資金投入し切れていません。
*機関投資家、ファンドマネージャー等を指しています。
昨日(1月31日)、
IMF(国際通貨基金)は最新の世界経済見通しを公表し、
2023年の成長予測を『2.9%』に上方修正しました。
これは、
昨年(2022年)10月予測と比較して0.2%程高く、
同時公表の2024年予測は、3.1%成長を見込みます。
つまり、世界の経済成長の『底打ち』を意味しています。
牽引するのは、
先日『ゼロ・コロナ政策』からの脱却に転換した中国で、
経済成長率は0.8%プラスされて年間換算『5.2%』に。
上を行くのは、
2023年中に、人口規模では中国を抜き去るインドで、
今年の経済成長率は『6.1%』にのぼると予測されます。
因みに、同国の来年の成長率は『6.8%』とされており、
近い将来、『第二の眠れる獅子』の覚醒を予感させます。
更に、
他のエマージング・マーケット(新興国市場)も堅調で、
2023年の成長率予測は、0.3%プラスの年間4.0%。
こちらも、2024年予測は『4.2%』に加速しており、
欧米・日本をはじめとした先進国市場よりも一段と高い。
また、
『消費者物価』の観点でも、昨年の『8.8%』上昇から、
2023年は『6.6%』まで急激な鈍化が予測されます。
これが、
2024年は『4.3%』まで減少すると見込まれており、
こちらも、経済の押し上げ要因としてカウント出来ます。
もちろん、
ゼロコロナ脱却が失敗し、中国の景気回復が失速したり、
紛争長期化で、エネルギー価格・食品価格が高騰したり。
更には、
慢性化している、新興国の過剰債務問題が顕在化したり、
世界経済が『下振れ』するリスクは、常に潜んでいます。
しかし、
前述の通り、最新のIMF(国際通貨基金)レポートでは、
少なくとも今後2年間、『マイナス想定』はありません。
もしも、
この状況で、『具体的アクション』が出来ないとしたら、
残念ながら、資産運用は諦めた方が良いのかも知れない。
それほどの『好機』が、今、訪れようとしているのです。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
*ビジネスに関するお問い合せは、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太