今日のテーマは、『あなたは、自らが持つお金の器を意識していますか？？』です。
多くの方々は、
『お金』はあれば、あるほど、良いものだと考えます。
この辺り、
『結婚』というものを希望し、まだ実現してない人が、
『結婚すれば、幸せになる』と考えることに似ている。
既に、
『結婚』をされている方は、重々理解されている通り、
『結婚すれば幸せになる』という考え方は間違いです。
それは、
単なる『通過点』でしかなく、その後待ち受けるのは、
独身時代とは、本質的に変わらない『日常生活』です。
また、
現時点『お金』に欠乏感を感じている方々は、もしも、
『経済的基盤を築いたら、幸せになれる』と考えがち。
しかし、
前述した例と同様に、その考え方も『幻想』に過ぎず、
『お金持ち』には、『お金持ち』の悩みが存在します。
要は、
何事も『適量』が存在し、無尽蔵に求めるのではなく、
自らが持つ、『お金の器』を意識することが大切です。
公式ブログでは、
繰り返しお伝えしますが、現代版資本主義の世界では、
『お金』というものの膨張スピードが加速しています。
奇しくも、
２０００年代後半、サブプライム・ショックを契機に、
富の増殖速度は、『異次元領域』に突入して来ました。
実際、
現在、世界一の富豪と言われるイーロン・マスク氏が、
保有している資産総額が、日本円換算『２０兆円』程。
他にも、
個人資産『１０兆円』を超える猛者は、数名いますが、
彼らの保有資産は、殆どの『国家』を超越しています。
数年前、
世界の富豪トップ『９人』と、最も貧しい階層にある、
『３６億人』の保有資産が釣り合う報道がありました。
衝撃的ですね。
『９人 対 ３６億人』は、現実の喧嘩なら負けますが、
金融の世界では、辛うじて『ドロー』に持ち込めます。
人類の歴史上、かつてない程の『格差』が存在します。
しかし、
冒頭でも伝えした通り、『お金』はエネルギーであり、
無尽蔵にあれば、あるほど、良いものではありません。
むしろ、
自らが持つ『お金の器』に溢れるほど注ぎ込まれたら、
持ち主をも翻弄して、溺れさせる可能性すらあります。
その辺り、
プレジデント最新刊で、大前研一さんも指摘しますが、
世界の大富豪が、軒並み『奇行』に走る兆候があると。
そもそも、
『億』を超えて『兆』単位のお金が持つエネルギーは、
個人レベルで、扱える領域を完全に凌駕しているもの。
世界の富豪が『奇行』に走るのも、致し方ありません。
前述、
世界のトップがイーロン・マスク氏と紹介しましたが、
来年、彼の納税額は『１００億ドル』に迫る模様です。
日本円換算で『１兆円』を超える、理解できない世界。
『お金持ち』の世界レースでNo. 1を獲得したとしても、
其々のレベルで『悩み』は尽きない事を実感しますね。
ベストセラー作家『本田健さん』は、その著書の中で、
『幸せな小金持ち』を目指そう！と提唱されています。
彼の言う、
『幸せな小金持ち』の基準は、収入ベースの表現なら、
『年収３０００万円』ほどが落とし所とされています。
それでも、
その基準を、一般的な『会社員』で満たす事は難しく、
事業家としても相応の『納税額』に耐える必要がある。
『経済的に』というより、『精神的に』という意味で、
一般より増大するストレスに耐えられるかどうかです。
あなたは、自らの『お金の器』を意識してますか？？
無尽蔵に求めて、運良く（？）実現が出来たとしても、
求めていた幸せは、『幻想』に終わるかも知れません。
先ずは、自らの『適量』を知ることから始めましょう。
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