今日のテーマは、『開始時間を過ぎてパーティーに現れる人間は、成功出来ない』です。
昨日の公式ブログでは、
『資産形成の好機を見抜くこと出来ますか?』と題して、
近い将来、投資環境が変化する可能性をご紹介しました。
予言ではなく、1年後、市場環境は大きく変化している。
ちょうど昨日(2月1日)、
今年初めてFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、
米・政策金利の『0.25%』引き上げが決定されました。
これにより、政策金利は4.50%ー4.75%になります。
ただし、これ自体は、既に折り込み済みの情報だった為、
市場に対して『インパクト』を与えるに至っていません。
元々、
政策金利の最高到達点予測は、中央値として『5.1%』。
基本的に、
利上げは『0.25%』をミニマムとして実行されるため、
当初の予測通り行けば、あと2回の会合で終了されます。
3月:0.25%、5月:0.25%で打止めとなる公算。
昨年(2022年)、利上げのペースが急速だったため、
一時期、最高到達点の引き上げ予想も優勢になりました。
しかし、
金利を引き上げることは、経済引き締めも意味するため、
こちらについては現在進行形で慎重に議論されています。
今回、
利上げペースがミニマムとなり、予測通り鈍化した事で、
近い将来、その『終焉』が見えて来ている事は確かです。
ただし、
そのまま、『利下げ』に転換することは意味しておらず、
FRB・パウエル議長自身、そうした楽観視を牽制します。
もちろん、
その発言が『フェイク』である可能性も十分ありますが、
現時点、何も、正確に決まっていないのが本音でしょう。
もしかすると、
昨年末、2023年初の私の予測が完全に外れてしまい、
今年は、1年通して『仕込み期間』になるかも知れない。
個人的には、それはそれで、全く構わないと考えますが。
以前から、
『現代版:資本主義経済』の言葉で表現する現代社会は、
バブルと崩壊、収縮と膨張を繰り返しながら増大します。
前述の通り、
次回、米・政策金利の『利下げ』が始まるタイミングが、
誰から見ても明らかな『パーティー』の開始の合図です。
場合によっては、
若干の『タイムラグ』はあるにせよ、それから数年間は、
市場に投入した『資産』が増大していく時間が訪れます。
しかし、
『パーティー』の開始合図を聞いてから会場入りしても、
あなたは、大きな『成果』を得ることなどないでしょう。
現実世界同様、
『時間』に余裕を持って行動を起こし、合図があった時、
既に、会場入りしている方々が『チャンス』を掴みます。
勝負の鉄則は先手必勝。これも、大切な学びの1つです。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太