『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★
新年明けたばかりですが、
今年1年のおおまかな経済観測です(^_^)
結果から言うと、まだ、『混沌』の1年は続く。
あ、これは世界経済の話です。
なので、『海外投資』をしている方は、
今年も淡々と積立てに臨む覚悟を待ちましょう。
別に、悲観することはないです。
事実は、まったく『逆』。
いかに経済が低調な時に、
仕込んで仕込んで、待てるかが勝負です。
『上がりはじめてから買いたい。』
そういう方も、たまにいらっしゃいます。
でも、その『考え方』では『お金持ち』になれない。
そういう人は、素人と同じ動きをすることになるし、
手に入る『お金』も結局『小銭』ばかりです。
『100万、200万、儲かった』という話もありますが、
じゃあその『お金』で何か人生変わるの?と聞きたい。
結局、その『お金』も知らない間に、
使って消えてしまって終わりです。
経済は、『バブル』と『崩壊』を繰り返して成長します。
『崩壊』後の暫くは『混沌』が続きますが、
また新たな『バブル』が必ず発生して成長する。
歴史的に見ても、
そうやって大きくなってきました。
20年、30年の期間を見れば、
そんな『バブル』と『崩壊』も何個も入ってくる。
『リーマン』級のものがバンバン来るとは考えにくいですが、
『ユーロ危機』『チャイナショック』級は普通に来ます。
それも、織り込んで『投資』に臨めばいい。
兎に角、もう1年は『混沌』も続くので、
平静を保って淡々と継続していきましょう。
原因は、世界2トップの景気減速です。
『アメリカ』『中国』
この2大国の『見通し』が暫く悪い。
『中国』は経済成長率の減速が度々言われてますし、
『株式市場』『通貨』に関する政策も不透明なままです。
『アメリカ』は昨年末に利上げしましたが、
これが経済成長減速のきっかけになると見られています。
簡単に言うと、『利率』が低いと、
みんなバンバンお金借りて設備投資や、
ビジネスに対する投資を進めていきます。
こうなったら、経済も好況になりますよね(^_^)
でも、融資の利率が下がったら、
ちょっと躊躇するものも出てくるよね、と。
だから、『利上げ』が『景気減速』になるんです。
『FRB』は、今回の利上げに対応出来るほど、
『もう、米国経済は回復した』と言うてます。
でも、世界からは、
『ちょっとタイミング悪かったんじゃない?』と言われてる。
実際に、S&P500株価指数は、
昨年末は最終マイナス成長で終わりました。
『利上げ』に関して、ほんまは秋くらいが目処だったのが、
タイミング悪く『チャイナショック』が起こった。
だから、延ばして延ばして、
なんとか2015『年内』実施に持っていけました。
これが、2016年には『4回』あると見られてます。
だから、更にわるくなる、と。
実際、そうやと思います。
これに、『原油安』が追い打ちかけてるのが現状です。
『経済』は、『ゆる~いインフレ』が理想。
それの『足枷』が、今の『原油安』です。
でもね、じっと待ってたら、
必ずいつか上がってくるときが来るよ(^_^)
世界経済のポテンシャルを、舐めちゃいけない。
『第2の中国』予備軍は、
それこそ我がアジアにごろごろ転がってます。
人口も多いから、『市場規模』も十分。
『アフリカ』も同様の環境ですが、
こちらはもう暫く時間がかかるそうです。
きっと、『政治』の問題もあるんやろね。
でも、アジアは僕らが生きてるうちに来る。
今の30代が子供だった頃、
『中国』もけっこうな期間寝てたでしょ??
今、そんな時期です。
『インド』『マレーシア』
『ベトナム』『インドネシア』
人口も大きく、資源も産業もあるけど、
まだまだ生活的に満たされていない国。
そんな国・地域がある限り、
世界経済は常に『希望』を秘めていると思います★
だから、今は待とう(^_^)
あと、『日本経済』はどこまで持つのかな??と(笑)
『アベノミクス』でやられたことは、
『金融緩和』という貨幣価値切り下げが主です。
これで、『株価上がって良かった!』と(笑)
この『張り子の虎』が、
果たしていつまでもつのかは知りません。
今年も『追加緩和』があるようですが、
この前のバズーカは『不発』に終わりました。
『いつまで同じことやるんやろ?』と、
市場では少し懐疑的な見方も増えていると思います。
こちらも、『デカイ流れ』の『正確なタイミング』はわかりません。
だから、日本市場にいる皆さんも、
注意深く見守っていくことが大切です。
ま、落ちるときは一瞬やけどね(笑)
とりあえず、各々思惑はあると思いますが、
今年もしっかり『資産形成』に励みましょう(^_^)★