今日のテーマは、『暗号資産(仮想通貨)の億り人は、資産形成における成功者か??』です。
昨日に引き続き、暗号資産(仮想通貨)について書きます。
現時点、保有の予定が無いと言うにも関わらず、我ながら、
暗号資産(仮想通貨)をテーマに書くことが多いです(笑)
ただ、
独立系FPとしての立場上、知らない訳にはいかないので、
この分野(仮想通貨)における情報収集は常にしています。
と言っても、
日々、無限と思えるレベル新たなものが生み出されており、
その全てを理解・把握することは、不可能とも考えますが。
直近でも、
巷ではちょっと話題を集めたのが『ワールド・コイン』で、
眼のスキャン(虹彩認証)受験者には無償提供されるもの。
既に、世界全体では10万人超が受け取っているようです。
果たして、
どこで利用可能かは、まったく定かでありませんが(笑)、
20年前に流行の『フリー戦略』は、未だ有効なようです。
2022年現在、
暗号資産(仮想通貨)市場の覇権はビット・コインにあり、
1月12日時点、時価総額は『8870億米ドル』程です。
現行為替レートで、日本円換算:100兆円を超えました。
評価額がこの規模になると『完全無視』は出来ないですね。
と言っても、
昨日の公式ブログで触れた通り、ボラティリティは大きく、
前述の『時価総額』も、日々変動するので確認必要ですが。
因みに、
暗号資産(仮想通貨)市場の2番手はイーサリアムですが、
『時価総額』としての比較ではビット・コインの半分程度。
つまり、
未だ、両者の間には、圧倒的な『格差』があるということ。
この辺りは、
『法定通貨』の世界と共通している部分であり、基軸通貨、
『米ドル』は、世界全体の決済の『過半数』を掌握します。
幸いにも(?)、
『日本円』はじめ『ユーロ』『英国ポンド』『人民元』等、
第2集団も存在するため、何とか『独裁』は免れています。
が、
1つの市場における『過半数シェア』の威力は相当に強く、
どの代替通貨も、簡単に覇権を奪取することは出来ません。
この状況で、
仮に、どこかの新興国が『新通貨発行』を公表したとして、
『資産を投げ打って所有したい!』と考える挑戦者は皆無。
しかし、
これが、暗号資産(仮想通貨)というテーマになった途端、
即座に、皆さん『所有したくなる』のだから不思議ですね。
何故か、
漢字4文字のミラクル・ワード(仮想通貨)が付いた途端、
完全に、凡ゆる物ごととは『別評価』になってしまいます。
話を戻すと、
未だに、評価の割れる暗号資産(仮想通貨)の世界ですが、
その中では、『覇権交代』を視野に入れた動きがあります。
先頃、
イーサリアムは基盤システムのアップグレードが公表され、
年内にも、PoSシステム認証・確定方式に移行する見込み。
これにより、
従来システムよりもエネルギー消費量が遥かに抑えられて、
覇権通貨『ビット・コイン』からのファン獲得が狙えます。
昨今、
世界全体として、『SDGs』の意識が強まりを見せる中で、
上記システムへの移行は、意識高い方々からも支持される。
また、
取り扱いのプロセスに、莫大な電力消費がある観点からも、
恒常的なエネルギーの削減は、大きなアドバンテージです。
勿論、
システムの移行が完了したからと言って、2022年内に、
ダブル・スコアの市場シェアが逆転することはありません。
それでも、
元々が『バーチャル空間』で生み出された技術であるが故、
テクノロジー分野の発展は、よりダイレクトに影響及ぼす。
近い将来、本当に『覇権交代』が起こる時も来るでしょう。
ただし、
法定通貨と同様に、そもそもの『軸』が固定されなければ、
如何に、その市場で圧倒的シェアを獲得しても無意味です。
そして、
残念ながら、現時点、本質的な『軸』は見えてはいません。
私自身、『宝くじ』を購入することを否定はしていません。
何故なら、その購入者の中から、数百人から数千人単位で、
毎年毎年、『1億円超え』の資産を得る人が出て来るから。
しかし、
皆さんもご存知の通り、その手法に『再現性』は存在せず、
本質的な『資産形成』からは、大きくかけ離れていますね。
くれぐれも『遊び』の範疇を超えないようお祈り致します。
本来の『資産形成』と、大きく異なることをご理解下さい。
オープン開催(どなたでも参加可)資産形成セミナーは、
現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太