今日のテーマは、『あなたは、認知度と影響力の違いを理解してますか??』です。
記憶にないほど久々に、『ビジネス』の記事を書きます。
私自身、独立系FP事務所を開設して、8年間が経ちます。
その経験から、20代の血気盛んなころ奨励していた程、
他人に対して安易に『ビジネス』を勧めなくなりました。
以前も書きましたが、少なからず『才能』が必要だから。
考えてみれば当然で、
野球やサッカーを始めとしたメジャースポーツの世界も、
競技者全員が、根性論だけでは到底プロにはなれません。
もちろん、
本人の、字の如く『血の滲むような努力』もありますが、
親から与えられた『健康体』『天賦の才』も必要不可欠。
『会社員』と『事業家』には、人種的相違も実感します。
それで、
前置きが長くなりましたが、冒頭から述べてきた少数派、
それでも『事業家』を目指したい方々に向けて書きます。
前述の通り、
私が、30歳を機に、FPとして独立・開業を迎えたとき、
当時のメンター(師)にアドバイスされた事があります。
それが、
『事業家として生きていく鍵は、影響力だけ』という事。
本当に、これだけ。それがあれば、あなたは成功します。
ただ、
『影響力』という言葉だけでは抽象的な概念になるので、
どのようにして計測するか、その評価軸が欲しいですね。
それは、
驚くほどシンプルで、あなたが発する『言葉』に対して、
どれだけの人が『行動』を起こしてくれるかどうかです。
この辺り、
起業初心者、将来の起業志望者が間違いやすいのですが、
それ(影響力)を『認知度』と錯覚してしまっています。
確かに、
全盛期より勢いは衰えたとはいえ、SNSに依存した時代、
フォロワーや反応率は、興味関心の対象かも知れません。
ただ、
果たして、『認知度』が高いこと(人物)が、そのまま、
『影響力』に繋がっているかと言えば、疑わしいですね。
例えば、
一時的にスポットライトを浴びる、トレンドの芸能人は、
メディア露出も多いため『国民認知度』も高いはずです。
仮に、
人気が一過性で、認知度が『20%』程だったとしても、
全国民のうち『2000万人強』が知っている事になる。
人間は、
本能的に、『単純接触効果』に支配される生き物なので、
客観評価で、この事実は途轍もないアドバンテージです。
しかし、
2000万人を超える国民が『知っている』その人物が、
『影響力』も比例するかと言えば、そうとは限りません。
繰り返しますが、
より多くの人たちから知られる『認知度』という問題と、
人に行動を起こさせる『影響力』は完全に別物なのです。
反対に、
認知度が『1%超え』の一般人はいないと想像しますが、
事業をする上で、そこまでの認知度は必要がありません。
数字のトリックで、
一見『認知度:1%未満』は少なく思えてしまいますが、
日本全国で『100万人超』の人が知っている事になる。
現実的な数字として、この数字の10000分の1ほど、
『100人』に影響力を発揮出来れば、事業は営めます。
後は、
あなたが提供する商品・サービスの『質』に依りますが、
それが高水準なら、十分、社会的に見て『成功者』です。
私見では、
他人に対して、『影響力』を発揮できる人物の共通点は、
生き方に軸があり、自らの信念に従って生きていること。
そういった人物には、
自らが独自に構成したゲシュタルト(思考回路)があり、
初志貫徹、言動と行動が一致していることも特徴ですね。
先日のテーマとしても取り上げましたが、皆さん自身も、
『移り気』な人物の話は、信憑性を感じないと思います。
果たして、あなたは『影響力』を発揮していますか??
それとも、『影響力』を発揮される立場でしょうか??
質問に対する回答がどちらであれ、少し時間を確保して、
本質的理由を、深く、考えてみても良いかも知れません。
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