今日のテーマは、『全日本空輸(ANA)従業員は、突然の副業解禁に対応できるのか??』です。
先日、
衝撃的な報道で世間を騒がせた『全日本空輸(ANA)』から、
またしても『センセーショナル・ニュース』が出て来ました。
ネット速報も流れたので、ご存知の方もいますよね。
『ANA、全従業員の副業解禁、他社との雇用契約も可能に』
先日、
『基本給引き下げ』と『冬季賞与ゼロ』を労組に提案した同社ですが、
これらを実行することで、従業員は年収ベース『3割減』となります。
また、
『割増し退職金』を提示しての希望退職も同時に募るようで、
『天下の全日空』が、驚愕のスピードで凋落し続けています。
更に、
本日出て来た報道では、全従業員1万5000人に対して、
2021年から『完全副業解禁』がスタートするのだとか。
1年前(2019年)まで、
『年間3000万人』を超えるインバウンドを受け入れることで、
活況を呈していた航空・観光業界が、ほぼ壊滅状態に陥ってます。
悲しい哉、
この状況は、『新型ウイルス』以上に終息の兆しすら見えず、
上記産業では、今後、リストラ・廃業の嵐が吹き荒れますね。
『まさか』
人生の節目を迎えた際の挨拶で、多用される上記フレーズですが、
今年、2020年ほど、それを実感・体感する年も有りませんね。
これまでも、
社会を取り巻く『変化』のスピードは増していましたが、
『新型ウイルス』の登場により、さらに加速しましたね。
世の中、
たった『1つのルール変更』が起これば、簡単に『逆回転』する、
歴史で学んでいたことを、私自身、『現実』を通して学びました。
話を戻します。
同社では、
他社・他者と『雇用契約』を結ばない、『個人事業主』であれば、
これまでも、勤務時間外での就労を認めていたと言われています。
しかし、
この終業規定自体は、従業員間で浸透しておらず、
ほぼ、認知すらされていなかったとも言われます。
勿論、
これまでは、その『必要性』すら感じていないでしょうから、
対象者は、規定を知っていても、注意を払っていませんよね。
それが、
今回、航空輸送需要が『約7割』吹き飛んだ訳ですから、
否が応でも、その重要性を、認識せざるを得ませんよね。
先ほど、
同社従業員の収入を『収入ベース3割減少』と紹介しましたが、
確かに、この減額幅は、該当者にとっては死活問題になります。
しかし、
『経営者サイド』からしてみれば、事業に利益が出ていない訳で、
給与を『7割支給』するというのは、それだけで驚愕レベルの事。
本来であれば、『ゼロ支給』でもおかしく有りません。
私の予想では、
今後、航空・観光産業の復調ペースによっては、
更なる『収入減少』も考慮しておく必要がある。
幸か不幸か、
全日本空輸(ANA)は、『雇用維持』も同時発表していますから、
『皆を助ける』方法は、『皆に泣いてもらう』戦略でもあります。
割増し退職金を受け取り、希望退職に手を上げるも一手。
臥薪嘗胆の気持ちを秘めて、残留の選択をするのも一手。
私自身、
会社員(製薬企業営業職)時代、先輩方の事例で目の当たりにしましたが、
『行くも地獄、帰るも地獄』という状況が、そこにはあると感じています。
今日は、どうも話が逸れがちですね(笑)
ここからは、『本題』に入ります。
冒頭から取り上げる『全日本空輸(ANA)』の事例に限らず、
突発的な『副業解禁』に、対応・順応可能な人間はいるのか??
私自身、この質問に対しては、肯定的な意見を持っていません。
『プロフェッショナル』を舐めるな、と(笑)
いや、『自然の摂理』で考えれば、皆さん、そう思ういますよね。
これまで、
何も『準備』をしていなかった方々が、一朝一夕に、
『プロ』として対価を受け取れることは、まず無い。
かろうじて、
『雇用契約OK』という条項もプラスされていますから、
簡単な『アルバイト』等であれば、出来るかも知れない。
対象者の方々も、
まさか、自分自身が、『非正規雇用』と呼ばれている方々と、
『職』の座を争うことになるとは、想像しなかったでしょう。
それが嫌であれば、
自ら『価値』を創出して、社会に『提供』する他ないですが、
前述の通り、それが出来るほど、世の中、甘くは有りません。
私自身、
元々、『会社員』という立場からキャリアをスタートして、
36歳にして、『経済的自由』を獲得した身となりました。
しかし、
多くの方々は、『今』『この瞬間』をスポットでしか見ませんが、
目標実現のプロセスには、幾多の『課題』を乗り越えたのも事実。
具体的には、
社会人スタートの23歳から、着実に投資経験を積みましたし、
今でも、その分野において『新たな挑戦』を繰り返しています。
また、
会社員として、ある程度の収入を得ていたにも関わらず、
資格取得、独立・起業準備を、並行して積み上げました。
その期間、
トータルで『10年間』以上の期間を経て、
到達しているのが『今』だと感じています。
それをすっ飛ばして考えられても、正直、困るな。
『新型ウイルス』登場以前から、
『資産形成』というテーマに対して、よくしていた話は、
『平時』と感じる時から、『準備』を進めることが重要。
皆さんお分かりの通り、
この『真理』は、本日取り上げた『ビジネス』というテーマでも共通します。
あなたは、果たして『準備』していますか??
突発的に『解禁』と言われても、残念ながら、それ無しでは、
社会に対して『価値提供』できる能力は、皆無だと考えます。
最後に、過去の偉人の有名なフレーズを1つ。
愚者は『自らの経験』に学び、賢者は『他人の経験』から学ぶ。
この言葉を、今一度、私たちも理解する必要がありそうです。
定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、
『リアル』『オンライン(Zoom)』を並行して開催します。
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ご希望頂いた方への『1対1:個別受講』も対応させて頂きます。
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その場合、
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受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。
(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)
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井上耕太事務所
代表 井上耕太