今日のテーマは、『複利効果を理解する者は利用し、理解しない者は利用される』です。
タイトルのフレーズですが、スムーズに理解できますか??
これも、投資(金融)の世界にある有名な格言の1つです。
先ず、
きっと、ご存知ない方もいらっしゃるので、基礎中の基礎、
資産運用の『複利効果』について、理解していきましょう。
仮に、
金融機関の口座残高が『42万6,198円』だったとして、
『年率6.91%』で複利運用するケースはどうでしょうか。
いや、嘘です(笑)
シンプルに計算が理解できるよう口座残高『100万円』、
『年率10%』で複利運用するケースが適当だと考えます。
この時、
1年目終了時点の総額は、利息『10万円』を受け取る為、
単離運用するケースと全く同じになり『110万円』です。
ただ、
翌年以降は、利息も元本に組み込まれて利息計算される為、
2年目終了時『121万円』、同3年目は『133万円』。
関数の傾斜は緩やかながら、指数関数的に増加し始めます。
因みに、
この条件で運用し続けた時、20年後は『672万円』で、
元本100万円から『572万円』の利益が生み出される。
対して、
単利運用の場合、毎年10万円の利息を受け取る事になり、
20年後の資産総額は『300万円』に抑えられています。
この事からも、
私たちが『資産運用:投資』に臨もうとする際は、絶対に、
『複利運用』を選択するべきだとご理解頂けると思います。
そして、
理解する者が『資産運用』に使えば有益な『複利効果』も、
作用反作用の法則が如く『反対方向』にも同様に働きます。
借金としての『複利効果』は、まさに地獄ですよね(笑)
最近でこそ、
レ◉ク、ア◉フルといった企業に代表される消費者金融も、
貸付金利の上限を常識的なもの(?)に設定してきました。
それでも20%程で、前述10%運用から逆走2倍速です。
表の社会に出て来ない、闇金融であれば、更に上ですよね。
もっと身近な存在(?)クレジットカードに附されている、
『キャッシング』や『リボ払い』も、理屈的には同じこと。
現在は、
利息が『年率18%』で各社統一されていると思いますが、
『月率1.5%』ずつ利息発生する地獄ぐるまが発動します。
このような行動を取る人は、決して経済的に恵まれません。
『複利効果』を理解する者は、自らの資産形成に利用して、
理解しない者は、債権者の利益を増やすため、利用される。
あなたは、どちらのサイドに所属しているでしょうか??
とても重要な問題なので、ぜひ、振り返ってみてください。
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