今日のテーマは『今の時代の投資感覚』です★
結論から言います。
僕が最重要視しているポイントは1つ。
『流動性』
『今、この瞬間に手放すことができるかどうか』です★
少し勉強されている方なら、疑問に思う方もいるかも知れない。
世界第2位のお金持ち、投資の世界ではNo.1の、
ウォーレン・バフェットの投資スタイルと真逆のようなこと言うてます。
『バリュー投資』
投資しようとする会社のあらゆるデータを分析し、
割安評価されている会社の株式に資金を投入する。
バフェットを世界No.1まで押し上げた、
誰にも文句のつける権利すらない投資スタイルです。
そして、バフェットは次の言葉を残してます。
『もし明日から30年間(10年やったっけ?)
市場が閉まったとしても、投資したい会社の株式に投資せよ。』
はっきり言って、この言葉の『解釈』を間違うと負けます。
この言葉を鵜呑みにして?、
あなたが買った株式を30年間保持するしかしなければ、
損失を出すか、紙切れになるリスクは高いでしょう。
なぜか??
今は、『スピード感』が違うからです。
彼がスターダムにのしあがった時期、
今より『スピード感』は断然遅く、悠長にデータ分析する時間はありました。
しかし、今は情報が一瞬で世界に伝わる時代です。
あなたが得ている情報でデータ分析しているうちに、
あっという間に『効率的市場仮説』のもと、株価はそれを反映してしまいます。
分析し終わった頃には、もう時代遅れになっているでしょう。
それでも、
『今でもバークシャーのパフォーマンスは良いじゃないか!』
こんな声も聞こえてきそうです。
でも、バフェットと一個人投資家では、
まったく『立ち位置』が違うんですよ。
彼らは、一般には出回らない、
限りないインサイダー情報をもとに投資をします。
また、購入するのも会社・ビジネスごとなので、
僕たちが投資する条件とは比べものにならない。
もし天才バフェットが、
今、0の状態から資産を築いていくとしたら、
また違った方法でやっていくでしょう。
『お金』『不動産』『貴金属』
今の時代に、価値が保証された投資対象はありません。
流れる『情報』によって、一瞬で価値が変わる時代です。
『30年間、保持したいものに投資する』
この考え方自体には大賛成ですし、僕自身、投資をしています。
しかし、『30年間保持し続ける、しか選択肢がない!』
となると、一気にお粗末な投資(投機?)になります。
自分が大好きな投資対象を、
『いつでも手放せるスタンスで投資する』とこが大切なのです(^_^)
どうか、『解釈』だけは間違わないようにしてください☆