日本人の『金融鎖国』が続いている理由。
1コ前のblogでは、
内的な要因の『金融業法』『保険業法』を挙げました。
もう1コ、外的な要因があります。
それが、『Japan nothing!』
『金融ビッグバン』が起こったのが1999年。
すでにバブル期から10年近く経過後のことです。
今は、それから更に15年経過。
その間に、日本と海外諸国との富の『差』は、
明らかに埋まりつつあります。中には逆転したエリアも。
1999年、僕の中3当時の記憶を辿ると、
中国はまだ『眠れる獅子』でした。
韓国『ウォン』と日本『円』の貨幣価値の差も、
かるく10倍以上の開きがあった。
東南アジアの国々なら、それ以上です。
その当時の感覚があるので、
最近は海外に旅行しても『安っ!』とはならない。
また最近の報道では、
資産100億円を越える人が、中国では2万人近く居るのだとか。
さすが中国、『パイ』の大きさが違います。
そらヨドバシで炊飯器とウォシュレット買い占めるわ(笑)
また、インドの金持ちも桁が違います。
とある地方都市に行ったときのこと。
丘の上にほんまに『お城』のような大豪邸があります。
地元の人に『あれは何だ?』と聞くと、
その土地代々の大地主の家だとか。
驚いたのは、
その都市まるごと『テナント』のような形で、
『家賃』収入がその『お城』に流れ込むのだとか。
*もしかしたら、『売上』の一部も??
これ、100万人都市での話です(笑)
インドの人口も10億人越えてます。
こんな人達が少なからず居るわけです。
結局、何が言いたいかと言うと、
海外の投資会社も中国、インドで商売してた方が割がいいということ。
さらに彼らは『英語』も出来ます。
少なくとも、日本人より(笑)
僕達はみんな、日本人は金持ちやと思ってます。
それは、ある程度は正しいです。
ただ、『思ってる程ではない』ということ。
あまり『おいしいお客』ではない上に、
『保険業法』と『金融業法』でヤイヤイ言われる。
これは、まったく好みでない女の子に、
『さっきから私のことジロジロ見て!』と言われるのと同じ。
海外の投資会社からしたら、
『まったく見てへんわ!』みたいな(笑)
ということで、
日本人の間口は少しずつ狭まりつつあります。
もしかしたら、来年始動の『マイナンバー制度』で、
その動きはさらに加速するかも知れません。
『何か行動起こしたいな』と感じる方は、
早めにスタート切られることをオススメします(^_^)★