今日のテーマは、『行動することを前提として、知識・情報は最大の武器となる』です。
わざわざ、改めて言うことでもないかも知れません。
『お金』の関する知識・情報に精通しておくことは、
あなた自身の人生を、確実に経済的に豊かにします。
私自身、
凡ゆる分野において資格取得を推奨していませんが、
『お金』の知識を得る初歩としては、FP資格は有効。
何故なら、
人生全体に関わる『お金』について体系立てて学べ、
それが、自らの『経済的メリット』に直結するから。
残念ながら、
FP資格を取得したところで、他の多くの資格と同様、
『お金』を稼ぐ能力自体は、アップしないでしょう。
それは、
全く別次元であり、それが故、多くの資格保有者が、
その名誉と裏腹に、経済的に恵まれていないのです。
多くの資格取得が、取得者本人の自己満足に終わり、
経済的恩恵まで昇華されるケースは、極わずかです。
その中で、
FP資格に関して得られる知識・情報は、防御観点で、
あなたの人生に『経済的メリット』を与えてくれる。
世の常で、
お上(行政・政府)はメリットにつて教えてくれず、
その理由は、彼らのメリットと『表裏一体』だから。
タイトルの通り、
あくまで『行動すること』を前提条件としてですが、
『知識・情報』は最大の武器になると感じています。
私が生業とする金融(投資)の世界でも、顕著です。
それは、
世界的カードゲーム『ポーカー』に喩えられますが、
誰がカモか分からなければ、それは、自分自身だと。
また、
『不動産』というクローズドマーケットにおいても、
『知識・情報』で武装することは、必須と考えます。
本日、
お話ししようとするのは、投資用・居住用不動産等、
その『取得』に関するものでは、決してありません。
世間的に、
多くの方々が該当する『賃貸物件』に関するもので、
この時期活況となる、入退去時の情報を整理します。
近年、
転居に伴う金銭トラブルが続出していると言います。
原則、
入居時に『敷金』が設定・徴収される物件であれば、
そこから『原状回復費』が差し引かれて完結します。
しかし、
国民生活センターでは、敷金で納めた金額を超えて、
『高額請求』される悪質ケースが散見されています。
根底には、
入居者(借主)サイドの理解が曖昧な事につけ込み、
貸主側の『吹っかけ』が横行することが挙げられる。
『知らない』ことで、高いコストを支払わされます。
簡単ですが、入居者側の負担義務を整理しましょう。
原則として賃貸物件の『現状復帰』に関わるもので、
『通常使用による消耗』は、負担義務がありません。
つまり、
『借主サイド』に新たな負担が発生するとするなら、
『通常使用による消耗』を超えた範囲に限定される。
具体的には、
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・フローリング(和室の場合は畳)の変色・色落ち。
・電化製品による後部壁面の黒ずみ(軽微なもの)。
・ソファ、食器棚等、家具の設置による床のヘコみ。
・襖や網戸、壁紙等、破損してない部分の張り替え。
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これらは『通常使用による消耗』に分類されるため、
『借り主サイド』に現状復帰負担義務はありません。
反対に、負担義務が発生するケースはどうでしょう。
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・引越し作業で生じた、壁や床の引っ掻き傷・破損。
・喫煙によるヤニ汚れや、匂いのついた壁紙の交換。
・飼育していたペットにより付けられた、傷や破損。
・子供による、壁紙や床の落書きに対する清掃費用。
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確かに、『通常使用による消耗』に分離されますね。
この辺り、
実は、誰でも、簡単に『情報』を得ることは可能で、
国交省から、『ガイドライン』が公表されています。
(*『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』)
この時期、
新生活に伴い、転居を予定される方も多いですよね。
そんな時、
不要なトラブルに巻き込まれて、消耗しない為にも、
予め『知識・情報』を得ることは得策だと考えます。
『行動』を前提として『知識・情報』は最大の武器。
自らを助る為にも、しっかりと『武装』して下さい。
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現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太