今日のテーマは、『投資マネーは、モンスター化して中国市場に流入している』です。
一般的に、それほど注目浴びていないテーマを扱います。
人知れず、海外投資家の『中国流入』が加速しています。
つい先月、
中国恒大集団を起点とした、不動産リスクが顕在化して、
海外市場全体からも『ネガティブ』に見られていたはず。
しかし、
一時的なショックの影響も、現時点では殆ど関係がなく、
順当に、海外投資家勢からの資金獲得に成功しています。
事実、
海外投資家が保有する『人民元建』の債権・株式総額は、
2021年に入り『7600億元』もの上昇を見せます。
これは、
ドル換算『1200億ドル』日本円換算『13.7兆円』と、
2020年比較では劣るものの、超巨大と言える金額です。
また、
これまでの『トレンド』と変化した点を挙げるとするなら、
それは、中国大陸内において『直接投資』されていること。
以前は、
米国、香港等の、中国本土から見て『海外市場』において、
そこに上場される『中国株式』を購入するのが主流でした。
しかし、
直近では、一党独裁国家としての『リスク』を考慮しても、
中国本土に進軍する『チャレンジャー』が増加しています。
流石、
投資というリスク(不確実性)に賭ける行為を好む皆さん、
21世紀の新大国・中国もまったくと言うほど恐れません。
それでも、
ある程度は、その行動の『裏付け』も存在しているようで、
市場変動時、人民元が想定より安定的だった事も一因です。
更に、
中国人民銀行発データが後押しし、海外投資家が保有する、
人民元建債券『3.9兆元』、同株式『3.6兆元』に到達。
共に、前年比較として『30%』も急激上昇を見せます。
もしも、
同じ出来事が、私たちが居住する『日本』で起きたなら、
どれほど大きなインパクトになるか想像してみて下さい。
しかし、
ここまで展開した海外投資家からの『資金流入現象』は、
直接的に『中国市場の活況』を示すものではありません。
実際、
中国・深セン主要銘柄にて構成されるCPI300指数は、
2021年に入り、前年比として『▲7%』のマイナス。
それに伴い、
海外著名・機関投資家、ヘッジファンド・オーナー等も、
現時点では、一時的な(?)『巨額損失』を計上します。
ただ、
英・HSBCや、米・フィデリティ等、中国資産について、
見通しを『ポジティブ:楽観的』に変更し混迷極めます。
先月、
中国全土共通の『不動産リスク』が燻りはじめましたが、
同国が抱えるリスクは、決して、それだけで有りません。
如何なる『結末』もレトロ(後向き)のみ検証可能です。
果たして、本当に正しい行動をした『勝者』は誰か??
2021年末、中国から、目が離せない展開が続きます。
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