今日のテーマは、『暗号資産(仮想通貨)は、デジタル・ゴールドとなり得るか??』です。
中国恒大集団発、新たな『金融危機』のリスクが、
世界市場全体を脅かし、警鐘が鳴り始めましたね。
元々、
21世紀の大国『中国』は、情報統制されており、
『不動産』関連リスクは以前から指摘されました。
ご存知の通り、
『14億人』に迫る莫大な人口を誇る同国内では、
一説に、100万人規模の形骸都市が存在すると。
分かり易く言えば『巨大ゴースト・タウン』です。
しかも、それは1つや2つといった問題ではなく、
中国全土に、無数に存在しているのだと言います。
この辺り、
日本でも、あまり考えられませんが、都市計画後、
開発したものの、需要を大幅に見誤り頓挫したと。
しかし、
建設関連費用・労働力はGDPにカウントされる為、
中国の『経済成長率』には寄与する事になります。
2000年代初頭、
『年率10%』を超える、驚異的経済成長を誇り、
衰えたとは言え、未だ高率経済成長を続ける中国。
もしかしたら、
私たちが見ていたのは『ハリボテ』同様の幻想で、
中身は『すっからかん』だったのかも知れません。
近い将来、
その『答えの一端』も判明してくると思いますが、
今後も、市場を注視していく必要がありそうです。
このテーマについては、月末にもう一度書きます。
『金融危機』の際、
市場からは、『資金流出』が起こるのが常ですが、
その『退避場所』は時代ごと注目される存在です。
何故なら、
その時々、世間が『安全資産』と認識する存在が、
金融危機によって、顕著に炙り出されるからです。
平常時、
あれこれ持論を展開することは誰でも出来ますが、
危機発生時こそ、人間の『本性』が炙り出される。
そこには、
『本音の行動』しか現れることなく、言葉以上に、
その人自身の思考回路・概念を知る事が出来ます。
一時期、
『デジタル・ゴールド』としての地位を期待され、
年初から価格高騰が続いていたのが『暗号資産』。
ご存知の通り、
今春の勢いは衰えていたものも、直近においては、
その取引価格も『5万ドル』台回復していました。
代表通貨『ビット・コイン』の話です、念のため。
しかし、
前述、中国発『新たな金融危機』の警鐘が鳴ると、
途端に『4万ドル割れ』を記録するまで大幅下落。
その後、
現時点(9月23日)は回復傾向にはありますが、
先週取引から『10%』近く下落して推移します。
一般に、
暗号資産(仮想通貨)を『安全資産』と見なす時、
危機発生時は『資金流入』が起こるのが必然です。
しかし、
今回は、これと『逆行する動き』が見られており、
市場の認識が『リスク資産』だと証明されました。
つまり、現時点では『ギャンブル』に過ぎないと。
実際、
OCC(米通貨監督庁)見解においても暗号資産は、
前回金融危機発生時の、CDOと同等の扱いだとか。
要は、
『安全資産』どころか、新たな金融危機発生時は、
それを『増幅させるリスク』すら潜在的に持つと。
私自身、
頭ごなしに暗号資産(仮想通貨)否定しておらず、
保有資産1億円超の方々が、全資産5%未満ほど、
ポートフォリオに組み込むのであれば、賛成です。
仮に、
あなたが、金融資産『1億円』を保有する場合、
『500万円』程が、上記基準の上限値ですね。
これを超えてくると、『射幸心』が煽られます。
『資産形成』は、決して『博打』とは異なる為、
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