今日のテーマは、『自らが80億分の1の存在であることを認識する人が上手くいく』です。
かれこれ、
10年以上も公式ブログを通じて情報発信していますが、
アウトプットの為には日々のインプットが欠かせません。
当然、
受動的な姿勢で『有益な情報』が来てくれるはずもなく、
日頃から能動的に情報を獲得することを意識しています。
その中で、
定期購読する雑誌の一つに某プレジデントがありますが、
数ヶ月前のバックナンバーに興味深い特集がありました。
近年、
様々な場面でモンスター化する人々が問題視されますが、
そのようなバカに対する考え方と対処法を紹介したもの。
恐らく、多くの方々が興味惹かれるテーマですよね(笑)
これについて、
様々な識者が切り口を変えて解決法を紹介していますが、
某人の格言が、私の中で最も腑に落ちて納得できました。
それが、
タイトルに採用した言葉に通じていて、バカの特徴とは、
自らが『80億分の1』の存在であると自覚できない事。
先ず何より、
私が小学生だった頃、約60億人と教わった世界人口が、
30年の時を経て『80億人』まで増えていたんですね。
この数字が示す通り、
誰もが『80億分の1』の存在であることが真実であり、
この客観的事実を自認することこそ最重要ポイントです。
私自身、
20代を唯一の『会社員』という立場で過ごしましたが、
製薬企業でMR(医薬品営業職)として働いていました。
その経験を通じて、
何度も実感させられたのは、自己重要感・肯定感が低く、
人間的に成熟していない人ほど『特別扱い』を望むこと。
反対に、
人間的に成熟した人格者ほど特別でないことを自覚し、
その謙虚さが故、周囲の人々から尊敬される事実です。
もちろん、
『仕事』をするための理由は人それぞれあるでしょうし、
大半の方々にとっては金銭的なことが最も重要ですよね。
ただ、
私自身、今後の人生でも仕事を続けようと思う第一義は、
自らが特別な存在ではないことを常に自覚するためです。
『資産形成』というテーマでも、これは等しく重要です。
仮に、
セミリタイアを実現したことをひとつの成功体験として、
達成した要因の一つは『限界の自認』だと考えています。
20代早々に、
自らが世界を出し抜く天才ではないと理解したからこそ、
再現性を求めて着実な資産形成を実行することが出来た。
もし仮に、
自己評価が高くオーバーコンフィデンスに陥っていたら、
40歳セミリタイアも未達に終わった可能性は高いです。
あなたは自らを『80億分の1』の存在と自覚しますか。
もし仮に、
他の80億人とは異なる『特別な存在』だと考えるなら、
客観的事実を誤認した『ヤバい奴』なのかも知れません。
誤った認識を自覚したら、早々にアップデートすること。
それが出来れば、人生はより良く生きることが可能です。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太