昨日のblogでは、
『日本デフォルト論は有り得ない』という話をしました。
変に不安を煽る方に、惑わされないでください(^_^)
『お金を稼ぐこと』に関して、
日本はとても優秀な国の1つです★
でも、『だから安心』では無い。
これは、『今まで通りでは』ということ。
これまでのあらゆる歴史を見てわかることですが、
1つの体制、1つの形式が続いたことはありません。
もし、なんでも普遍に続くとしたら、
未だに恐竜から逃げなあかんし、
文字も象形文字のまま、火も扱えないままです。
で、これからの日本で何が変わってくるか??
これは、1番大きい変化は、
『社会保障』にぶら下がってた分野です。
『社会保障』
『年金』『医療費』『介護』『福祉』など。
これらは、個人や企業から徴収する『保険料』と、
『税収』からの予算で成り立っています。
その額、年間約110兆円。
このうち、『税収』で補う部分は約40兆円。
一般会計の、実に約40%を占めます。
『額が大きい』とか、
『一般会計に占める割合が高い』とかは関係ありません。
何が問題かと言うと、
『この制度が、昔の人口統計と平均寿命で組まれた』ということです。
『綺麗なピラミッド型の世代人口分布』
『平均寿命が80歳にタッチするとか、想像してなかった』
この制度は、現代社会には当てはまらない。
だから、まさに今、
いろいろな所で『歪み』が続出している。
『保険料』『税収』の支払い側人口が減り、
『社会保障』の受け取り側人口が増大してるからです。
この『社会保険料』にぶら下がる分野は、
実は今まで過大な『恩恵』を受けてきました。
でも、これからは、そうはいかない。
1つだけ言うとくと、
日本の国は、ほんまは『お金』持ってます。
でも、『特別会計財源』の話も、
『対外純資産』の話もまったくする気配無い。
自分達が持ってる『資産』を隠して、
ある一部分だけ見て『無い!無い!』言うてる。
一般会計:予算96兆円、税収55兆円
特別会計:予算300兆円over、財源不明。
対外純資産:約360兆円
国内総資産:約640兆円
この金額見たら、『一般会計』だけの議論が、
いかに無意味かご理解頂けると思います。
でも、政府はこの方針は変えないらしい。
オカンみたいなもんです。
『お金』ほんまはあるのに、
『無いから、小遣い下げるで』みたいな(笑)
これから、『社会保障』の分野の『お小遣い』は、
もの凄い勢いでどんどん削られていきます。
今の親父やじいちゃん達の時代とは、
まったく別の時代になろうとしてます。
若い世代の方々、『考え方』『行動』を、
今後は変えていくをおすすめします(^_^)★