今日のテーマは、『定期的なデトックスにより、私たちの真実を見抜く力は取り戻される』です。
中には、
情報発信の規則性に気付かれている方もいるでしょうが、
ライフワークの公式ブログは、平日更新制としています。
土日祝日はリフレッシュを兼ねた家族優先の時間ですね。
その理屈でいくと前回の発信は先週2日(金)ですから、
今週に入って数日間、更新がストップしてしまいました。
と言うのも、
久しぶりの出張で東京を訪れた際、体調を崩してしまい、
大阪に帰還してからも、4日ほど完全静養していたから。
幸い体調は直ぐに軽快しましたが、自らの発信は元より、
インプットとしても情報遮断する良い機会になりました。
以前にも、
一度、同様の記事を発信したと事があると記憶しますが、
定期的な情報デトックス(特にSNS)は必要不可欠です。
先日、これを裏付ける興味深いニュースを目にしました。
スウェーデン出身の精神科医でありながらMBAを保有し、
脳の仕組みについて研究をする人物が発信していたもの。
そこでは、私たちとSNSの関係性が紹介されていました。
言うまでもなく、
20年前にスマホとソーシャルメディアが誕生して以降、
世の中に生み出される情報は爆発的に増大していきます。
それに伴い、
世の中は日常的に真偽不明の情報が飛び交うようになり、
陰謀論、フェイクニュースが溢れ返る状況になりました。
数年前にも、
某・新ワクチンを巡り陰謀論が派生して展開されていき、
最終的にマイクロチップ混入という話までありましたね。
私自身、
従来より開発期間が短期であり安全性は懸念しましたが、
流石にマイクロチップは混入していないと考えます(笑)
それでは、
なぜ、この事例のような飛躍した情報に惑わされる人が、
いつの時代も世の中に一定数存在しているのでしょうか。
それは、
脳の原始的な構造上、怒り・恐怖を伴う情報については、
根拠が乏しくとも受け入れるよう出来ているからだとか。
また、
もう1つの特性として脳は単純な説明と因果関係を好み、
物ごとをストーリーとして理解したい欲求も併せて持つ。
つまり、
世の中の事象がランダムに独立して起きていたとしても、
人はそれらを関連付けて物語として考える傾向にあると。
そして、
SNSのアルゴリズムを理解して、情報を発信するサイド、
仕掛ける側の人間は、この特性を巧みに利用しています。
その結果、
インターネット、SNSに費す時間が日常的に多い人ほど、
世の中に対して『脅威』を感じやすくなるらしいのです。
このように、
その道の権威に諭されずとも、情報に暴露され過ぎると、
真偽の判断能力が落ちることは、経験則的に分かります。
定期的に情報をデトックスする習慣を意識的に持つこと。
本質を見抜く能力は資産形成する上でも不可欠ですから。
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2023年1月より【セミリタイア生活】に入っており、
オープン形式の【資産形成セミナー】の開催は未定です。
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