皆さん、『ポンジ・スキーム』を知っていますか??
1900年初頭、イタリア移民として米国に渡った、
『チャールズ・ポンジ』が名前の由来です。
不特定多数からの出資をあたかも運用してるかのように装い、
新規出資者の『お金』を、既存の出資者に配当等として支払う。
今も昔も、『詐欺』の常套手段です。
『そんな子供騙し、引っ掛かる奴おるんか??』
そんな声も聞こえてきそうです(^_^)
残念ながら、けっこういますよ(笑)
そして、皆さんが想像してるより、
『金額』としても相当大きい。
個人として最大規模の『投資詐欺』を働いたのは、
『バーナード・ローレンス・マードフ』
*『メイドフ』の方が読み的には近い。
『バーナード・マドフ証券投資会社』を設立し、
30年間にわたり『ポンジ・スキーム』を実践。
それまでの彼の経歴が華やかだったこともあり、
投資家、富豪、ハリウッドスターなんかも多く、
彼の投資能力を信じて『お金』を預けていた。
終焉の発端は、『サブプライムローン危機』。
株価の下落を受けて、複数の投資家から約70億$、
当時のレートで約6300億円の償還を求められたこと。
でも、もちろん『お金』が無いから返せなかった(笑)
最終的な被害総額は諸説ありますが、
約3兆円~6兆円と言われています。
当時のゴタゴタの中で、日本ではほぼ報道されてませんが、
世界ではとっても有名な話です(^_^)
で、今日話したかったのは『歴史の授業』じゃない。
皆さんに、ちゃんと知ってほしかった。
①『ポンジ・スキーム』というものがあります。
②『投資詐欺』の常套手段です。
③残念ながら、皆さん引っ掛かってます。
④被害総額は、莫大です。
以上!!
③くらいから、『んんっ!!』ってなりますよね(笑)
『俺、いつ詐欺に引っ掛かっててん?』みたいな(笑)
日本国民、みんな引っ掛かってます。
勘の良い人ならわかりますよね(^_^)
『年金システム』
これ、『ポンジ・スキーム』です。
いや、正しく言うと、昔は違いました。
いつの間にか『詐欺システム』になってました。
若い世代から集めた『お金』を、
ほとんどそのまま高齢者に渡してる状況。
困るのは、加入期間が短い人達です。
その人達がもらう頃には、確実に枯渇する。
そんなこと、もう明確にわかってるけど、
それでもまだ引き続いて徴収し続けている。
先日の新聞で、
『納付率が60%を回復』という報道もありました。
個人の年金支払いの概算収支は、
・40代:▲1000万円
・30代:▲1700万円
・20代:▲2300万円
と、わかっているにも関わらず、です。
この記事なんか見てると、
ほんまにいたたまれなくなります。
『個人』がやったら『詐欺』になる行為も、
『政府』がやったら『合法』になります。
なんか、不思議ですね。
今からの時代、
やっぱり自分で切り開くしかないです(^_^)
20代、30代のうちから、早めにスタート切ろう★