今日のテーマは、『貧しい人ほど所有をしたがり、豊かな人ほど手放して自由を得る』です。
昨日の公式ブログでは、
『お金に愛される人の特徴を知ってますか?』と題して、
器が満たされた際、平生を保つ大切さをご紹介しました。
本当に、
お金とは、『人間の本性』を炙り出す興味深い存在です。
もちろん、
『ない』状態として、苦境に立たされた時もそうですが、
『ある』状態になった時、その振る舞いにも本音がでる。
予め断りたいのは、
決して、ツールとしての『お金』に問題がある訳でなく、
あくまで、それを扱う『人間』サイドの問題であること。
本来であれば、
私たちは、お金に対して『主人』になるべきなのですが、
多くの人々は『奴隷』として一生翻弄されて終わります。
そこで、
昨日は、『平生を保つ』ことの大切さを説いたのですが、
他にも、お金から愛される人の特徴はあるのでしょうか。
本題に入り、今日はもう1つの特徴をご紹介しましょう。
タイトル通り、
貧しい人ほど、モノを『所有』することに固執したがり、
豊かな人ほど、反対に手放すことで『自由』を獲得する。
これは、
ムダ遣いの有無で、その人の保有資産に差がつくという、
薄っぺらい内容を展開したいのでは、決してありません。
根底には、
両者(貧しい人・豊かな人)を完全に隔絶するポイント、
自らの『人生』の有限さを意識するか否かが関係します。
当然ですが、
私たちの『命』は例外なくいつか終わりがやって来ます。
そして、
こちらも当然ですが、私たちが『命』をまっとうした時、
その後の世界があるとしても『モノ』は持ち込めません。
もしも、
それを本質的に理解しているとしたら『所有』に対して、
執着することの『無意味さ』も自然と認識ができるはず。
豊かな人とは、
単純に『お金』というツールを多く保有する人ではなく、
世の中の本質を理解して、摂理に従って生きる人のこと。
実際、
世界的な大投資家として知られるジム・ロジャーズ氏は、
大豪邸に住みながら、家も車も『所有』はしていません。
そして、
自分自身に対しても、未来を担う存在の子供に対しても、
『体験・経験』と『教育』に価値を見出してお金を使う。
お金持ちとは、
誰からも奪われないもの(体験・経験、教育)に対して、
継続的に投資している特徴を持つ人たちのことなのです。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太