今日のテーマは、『あなたは、簡単に情報は書き換えられると知っていますか??』です。
恐れていた事に、
遂に、ロシアによる『ウクライナ侵攻』が始まりました。
一時期、
冬季北京五輪期間中の『開戦』も予想されていましたが、
2月24日、遂にスタートしてしまったという感じです。
これにより、
金(ゴールド)の取引価格は『過去最高値』を更新して、
1トロイオンス(単位質量)2000ドルに肉薄します。
先日、
公式ブログテーマに取り上げた『原油価格』についても、
約7年半ぶりとなる『100ドル突破』を記録しました。
対して、
株式市場は、全世界共通して『全面安』を記録しており、
当事国ロシアは取引停止にも関わらず30%超の大暴落。
私自身、
1銘柄、1コモディティ等であれば、記憶がありますが、
国家を単位としたこの規模の暴落は、初めて経験します。
因みに、
定期的にテーマとして取扱う『暗号資産:仮想通貨』も、
リスクが高まる局面で、例に漏れず、大暴落しています。
ここで、
予め断っておきたい事は、本日書き進めていく記事中で、
間違っても、その『善・悪』を語りたい訳ではないこと。
仮に、
それをするならば、両国間にある関係性・歴史について、
私自身、理解をしていない・及ばないことが多過ぎます。
ただし、
各メディアの報道を通して、大きな違和感を感じるのは、
『ロシア=悪』という画一的な価値観が作られている事。
それは、
現地の状況を伝えている『表現』についてもそうですし、
欧州各国を中心に、経済制裁を発動したという事もそう。
更に、
ウクライナが『非常事態宣言』を発令したという報道も、
自然と、私たちに『弱者』というイメージを抱かせます。
もっと言えば、
今回の事象が起こる以前から『共産主義国』に対して、
私たちは、どこか『ネガティブ』な印象を抱きますね。
漠然と、
覇権国・米国をはじめとした西側諸国(欧州各国)は、
明確な根拠なくとも『善』のイメージが定着している。
もしも、
今回、ウクライナに『侵攻』したのが欧米諸国ならば、
マスメディアは、同じ姿勢で報道したでしょうか??
恐らく、
ウクライナ東部の独立を独自に承認したロシア侵攻は、
欧米諸国であれば『聖戦』と表現されていたはずです。
国家内の混乱を収める為、軍事派遣した平和維持活動。
それほど、
人間社会は、簡単に『善・悪』評価が書き換わります。
新型ウイルスによる『パンデミック:世界的流行』は、
実際は起きていなくとも、起きていることになります。
また、
突貫工事で創られた薬剤の有効性・安全性については、
確認されていなくとも、接種する事が『善』とされる。
別事例では、『地球温暖化』についても同じことです。
特に、
今年は、日本列島全体として厳しい寒さが続きますが、
『気候変動説』は、これからも無くならないでしょう。
仮に、
『SDGs』を全面的に押し出し、声高に叫んでみても、
完全に『脱石油化』を実現したら、世界経済は止まる。
大人の社会は、
『個人レベル』だけでなく『国家レベル』であっても、
『本音と建前』があることを理解する必要ありますね。
繰り返しますが、
お伝えしたいのは『情報は簡単に書き換わる』ことで、
無意識に植え付けられた『常識』を、疑ってみること。
そして、
『善・悪』というジャッジメントは、一旦脇に置いて、
物事の『真実・本質』は何かを見抜くようにすること。
因みに、
あなたが、『真実・本質』を見抜けるようになっても、
市場の『歪み』を出し抜き、儲けることは出来ません。
何故なら、
『真実・本質』が何かに関わらず、大衆が導かれれば、
その流れにより『真実』が創造されてしまうからです。
しかし、
少なくとも『ダマされる経験』は激減すると思います。
先ずは、『防御能力』の習得からスタートしましょう。
オープン開催(どなたでも参加可)資産形成セミナーは、
現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太