今日のテーマは、『あなたは、リスクが顕在化する前に行動できますか??』です。
昨日の公式ブログでは、
『日本において、BI(ベーシック・インカム)が実現不可能な理由』と題して、
国家財政の観点から、今後も『BI制度』が実現不可能な理由をご紹介しました。
確かに、
『行動』と『抽象思考』は逆相関する関係性にあるので、
『BI制度』が実現すれば、より創造的な働きが可能です。
例えば、
100Mの『全力疾走』をフル・パワーで行っている最中、
高度な数学の問題を解くような『抽象思考』は出来ません。
反対に、
高度な『抽象思考』を行っている最中にスポーツをして、
『フロー』のような状態を作ることも難しいと言えます。
昔から、
『貧乏暇なし』という言葉がありますが、一般的に、
人生が『行動』のみで埋め尽くされている人などは、
『抽象思考』が欠落している為、経済的弱者に陥りがちです。
私自身、
『ファイナンシャル・プランナー』を職業としていますが、
やはり、『思考能力』を働かせることができる方のほうが、
社会においても、経済的優位に立つと、日々、実感します。
それでも、
『思考能力』『精神』『肉体』はある程度相関性もある為、
日常的に、トレーニングの時間確保も習慣化していますが。
話を戻すと、
『BI制度』が実現して、『単純労働』から解放されることで、
人は、より『クリエイティブな仕事』に従事可能となります。
しかし、
それは、あくまで『ロジック』としての話であって、
『現実世界』は、そうような理想的に展開しません。
可能性としては、
その制度(BI)拡充によって、最低限の収入を得られることで、
『堕落してしまう人間』の方が、多数派を占めると予想します。
悲しい哉、
私自身を含めて、人間は『弱い存在』だと考えるので、
『クリエイティビティ』を発揮する人間はいるものの、
全体から見れば、『少数派』に限定されるはずです。
だからこそ、
現在のように、『適度な格差』があるほうが活力も湧き、
『創意工夫しよう』というバイタリティも溢れて来ます。
私自身、
『現代・日本』に生まれたことに対して、全く不満はなく、
むしろ、『労力』に応じて『成果』がほぼ報われる世界に、
『満足感』さえ感じているということが『本音』です。
そもそも、
国家財政の観点で、現実に『BI制度』導入が可能である国は、
世界に点在する、少数の『財政健全国』を除いて有りません。
勿論、
私たちが居住する『日本国』は、その対極にある訳で、
それが無い今でも『社会保障費増大』に喘いでいます。
個人的には、
『BI待望論』を唱えることは、『宝くじ当選待望論』と同義なので、
有限な人生を『幻想』に費やすことなく、建設的思考をしたいです。
それで、
もしも、『BI制度が導入された世界があれば』と仮定した時、
恩恵を受けるのは『BI制度が不要な方』というのが真実です。
なかなか、『とんち』のような話ですね(笑)
しかし、
世界の凡ゆる物事に共通して、その『真理』が支配していると考えます。
例えば、
『BI制度による恩恵を受ける人物』というのは、制度拡充により、
『クリエイティブな仕事』に専従できるようになるような方です。
そうなると、
そもそも、発揮する『クリエイティブ(創造性)』を持ち合わせた、
(誤解を恐れずに言えば)『価値ある人間』に限定される事になる。
当然、
彼ら・彼女らは、制度導入前から『創造性』を発揮しているので、
正直、『BI(ベーシック・インカム)』はあまり必要有りません。
反対に、
『BI(ベーシック・インカム)』を経済的に必要とするのは、
現時点、『単純労働』に従事している方々であり、果たして、
彼らが解放されたとき、『創造性』を発揮するかは疑問です。
同じような事例は、様々な場面で見ることが出来ます。
例えば、
私が、本業・FPのクライアントとして、日々接する方々は、
現時点、経済的にまったく困窮していない方々ばかりです。
むしろ、
一般的には、『恵まれている』部類に入る方々ばかりですが、
そういった人ほど、堅実に『資産形成』を進めているのです。
昨年、
『老後資産2000万円問題』が、急きょ(?)勃発したことで、
『公的年金』のシステム維持が、疑問視されるようになりました。
いや、はっきりと『無理だ』とお伝えした方が親切ですね。
それで、
私や、私のクライアントさんたちからすれば、将来的な話として、
『公的年金』があろうが、無かろうが、正直どちらでも良いです。
もしも、
仮に、30年後、40年後、『雀の涙』程度でも支給されるなら、
それはそれで、保険料納付の『正当な権利』として行使しますが、
間違っても、それをアテにして『ライフプラン』は考えていない。
要は、
現時点、『経済的リスク』が顕在化していないにも関わらず、
『準備』を進めている人達だからこそ、そう言えるのですね。
ここで、
予めお伝えしておきたいことは、私のクライアントさん達も、
決して、家計的に裕福な方ばかりではなかったという事です。
つまり、
多少の『差』こそあれど、スタート地点としては『フェア』です。
しかし、
『リスク』が顕在化していない時から、行動する習慣があった為、
クライアントの皆さんは『経済的余裕』を確保するに至りました。
その『バランス感覚』が崩れない限り、彼ら・彼女らは、
今後も、変わらず『経済的余裕』を保ち続けるでしょう。
果たして、あなたは『リスク』が顕在化する前から動けますか??
『健康』というテーマとまったく同様、『お金』に関する問題も、
『顕在化』してからは、挽回することは、ほぼ不可能と考えます。
定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、
『リアル』『オンライン(Zoom)』を並行して開催します。
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受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太