今日のテーマは、『資産形成を含めて、人生が上手くいかない人たちの共通点』です。
ご存知の通り、
世の中には、上手くいく人と、行かない人が存在します。
昨今では、
『親ガチャ』なる言葉も生まれて、流行する位ですから、
人それぞれ、生まれ持つ背景に差があることは確かです。
そのこと（事実）自体は、私自身、素直に認めています。
ただし、
そのような（親族の経済的レベル等）先天的要因だけで、
すべて決定するほど、人生は単純でないことも事実です。
私自身、
大学卒業まで、純粋な『理学』を専攻していた経験から、
世界が自然科学の法則支配を受けることを知っています。
そのうちの１つが、
『正負の法則』なるものですが、すべての人に共通して、
『プラス』『マイナス』の出来事は同等起こるという事。
どちらか一方に大きく偏ることは、原則、有り得ません。
では、
『チャンス』に恵まれ続ける人間がいないのだとしたら、
人生の成否を別つポイントは、どこにあるのでしょうか。
それは、大きく『２つ』の理由が挙げられると考えます。
①自らの人生に対して、『当事者意識』を持っているか。
当然ですが、
自らの『人生』をより良くするのは『自分自身』であり、
自ら肯定的（ポジティブ）に働き掛ける必要があります。
『空腹』を満たすためには、自ら何か食べる必要があり、
他力本願で、何もせずに待っていても、何も解決しない。
要は、建設的な、具体的行動を起こすということですね。
『資産形成』の観点でも、自らが資金拠出をしなければ、
何も積み上がらず、経済的自由の実現など有り得ません。
②常に、結果に対しての『責任』を自らに問うているか。
こちらは、
前述した項目①とも、本質的には繋がっているのですが、
『言うは易し、行うは難し』の典型事例で、とても大切。
恐らく、
皆さんの周りにも、好ましくない事象が起こったときに、
自分以外の誰かに『責任転嫁』する習慣の人がいますね。
彼ら・彼女らは、
（良くない意味で）ベクトルが周囲に向けられている為、
自らが上手くいかないのは他人に理由があると考えます。
３０年、４０年、
場合によっては半世紀（５０年）かそれ以上の期間の為、
習慣化されたそれ（考え癖）を改善することは至難の技。
そして、
自らの『否：責任』は、決して、認めることがないため、
必然、歳月を重ねても、まったく人間的に成長しません。
人生が『好転』していかないことも、当然と言えますね。
彼ら・彼女らの口癖は、
『他人が』『会社（上司）が』『社会が』というもので、
自らの建設的な行動を、無意識レベルで放棄しています。
きっと、
皆さん、何人かの顔が浮かんでいると思いますが（笑）、
先ずは、自分自身がそうならないように注意が必要です。
『当事者意識』を持って、自らに『責任』を求めること、
それこそが、人生を好転させる『最重要ポイント』です。
反対に、この２つの要素を放棄してしまっている方々は、
人生を、悲観的に、卑屈に捉えて生きることになります。
どちらとして生きるかも自分自身に懸かっているのです。
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