今日のテーマは、『春の陽気が漂う株式市場は、このまま順調に回復へ向かうのか??』です。
先週末、全国的に天気が崩れていたところから一転して、
昨日からは春の陽気が漂い、GWも行楽日和が続きます。
不思議なことに、
ミエナイチカラが働き『天気』と連動させたかのように、
『株式市場』も、今週は好調なスタートを切っています。
実際、
5月最初の取引となる本日は、全体的に買い優勢に動き、
日経平均も、8年半ぶりとなる2万9000円台を回復。
大きな要因は、
GW突入前『ネガティブ要素』として挙げさせて頂いた、
ファースト・リパブリック問題に解決目処が立ったこと。
5月1日、
FDIC(米連邦預金保険公社)は、FRCの救済にあたり、
公的管理に置くと決定し、大詰めの調整に入っています。
さらに、
管理後の買収先として、複数の金融機関が名乗りを上げ、
現時点、JPモルガン・チェースが最有力と考えられます。
先週、
実質的な『取り付け騒ぎ』で漂った不穏な空気から一転、
中堅銀行を巡る火種は早期解決の可能性も出てきました。
先月27ー28日、
大型連休を前に開催された、日銀金融政策決定会合では、
植田新総裁は事前の予想通り『緩和維持』の方針を表明。
その他についても、『サプライズ』と呼べる要素はなく、
全体を通して妥当な決定に終始し、平穏に終焉しました。
しかし、
日本以外、海外市場はこの期間も活発に動き続けており、
FOMCの内容如何では、更に進展する可能性もあります。
明日(2日)を1つの区切りとして日本市場は一旦休場。
本格休暇を経て環境は様変わりしているかも知れません。
個人的には、ポジティブ方向に動くことを期待しながら、
来週以降、日本市場のリスタートを待ちたいと思います。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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代表 井上耕太