今日のテーマは、『リスク:不確実性と適切に付き合えない人間は、資産形成できない』です。
改めて言うまでもなく、投資には『リスク』が伴います。
ただし、
『投資したお金がなくなるかも知れない』というような、
一般にイメージされがちな極端なものとは異なりますが。
むしろ、
その程度のリスクあるものに出資しようというのならば、
それを見抜く『目利き力』を習得する方が絶対的に先決。
こちらは本題と逸れる為、別の機会に譲ろうと思います。
繰り返しますが、投資はリスク(不確実性)が伴います。
別の表現をすれば、
投資家は、該当リスク(不確実性)を引き受ける代わり、
将来的に、『リターン』を享受することが出来るのです。
必然、
『適正な投資対象を選択する』の条件が付されるものの、
リスク・リターンの関係性は比較的強く相関しています。
しかし、
よくよく冷静に考えてみると、投資に限った話ではなく、
これは、現実世界すべてに共通する『真理』と言えます。
そもそも、世の中には『確実なもの』など存在しません。
そして、
割り切ることで、それ(不確実性)を受け入れなければ、
『何も行動することなど出来ない』というのも事実です。
これを理解していない人間は、一定数、存在しています。
彼ら・彼女らは、リスクに対して過敏に反応するあまり、
完全フリーズしてしまい、身動きが取れなくなっている。
それどころか、
自らが『行動しなくて良い理由』を探すことに終始して、
その恐怖心を、ひたすら自己正当化により掻き消します。
もし仮に、
あなたが、保有資産を『1円』も減らしたくないならば、
金利が『実質0%』にへばりつく銀行預金しておくこと。
若しくは、
他人(銀行)に預けることすら信用ならない性格ならば、
すべての『現金』を自ら抱き締めて眠りに就くことです。
それでも、
悲しきかな、インフレーション(貨幣価値下落)による、
『実質的な目減り』を回避することまでは出来ませんが。
別の事例では、
あなたが『事故』に遭うリスクを最小限に留めたいなら、
自宅から一歩も出ない『引き篭り生活』を選択すること。
ただし、
地震や火災、強盗など回避できない事象も存在するので、
こちらも、完全にリスクをゼロにすることは叶いません。
そして、
その『引き籠り生活(人生)』を選択することの代償は、
生涯で体験し得た『世界』を知る可能性を放棄すること。
皮肉ですが、
その『リスク』の存在も、正しく理解するべきでしょう。
あなたは、適切に『リスク』と付き合えるでしょうか??
『チキン野郎』が過ぎると、人生の魅力は失くなります。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太