会社員の『終身雇用』が、完全に崩壊していた、という話。

今日のテーマは、『会社員の終身雇用が、完全に崩壊していた、という話』です。

 

 

今朝は、会社員時代お世話になっていた方、何名かに、

久しぶり(数年ぶり)にお電話する機会がありました。

 

 

普段、

 

 

医療業界に所属されるクライアントさんも多い為、

『情報』は、断片的に流れ込んできていましたが、

久しぶりに、『生々しい情報』を得ましたね(笑)

 

 

その結果、

 

 

今日のタイトルに採用した通り、会社員の『終身雇用』が、

完全に『終焉』していたことを実際知った、という話です。

 

 

日頃から、

 

 

本公式ブログでも、話題になる報道をピック・アップして、

このテーマ(終身雇用崩壊)について、発信して来ました。

 

 

しかし、

 

 

実際に、該当する『大企業』に所属する方々からの話は、

私自身、想像を遥かに上回るほど、シビアなものでした。

 

 

先ず、

 

 

そもそも、私が『社会人』のキャリアをスタートした当時、

『仕事の仕方』を教えて頂いた方々が、いないということ。

 

 

かつて、

 

 

私が所属した『大企業』は、早期退職を毎年募集していますが、

まだ50代の働き盛りの方が、軒並みリストラされていました。

 

 

まだ、会社に『いる』と思っていた方々が、

現実には、ほぼ、『いなかった』んですね。

 

 

この時点で、相当な衝撃です。

 

 

『大企業』に所属される方はご存知の通り、

表向きにアナウンスされる『早期退職』は、

実際問題は、間違いなく『リストラ』です。

 

 

『企業サイド』として、

 

 

『残って欲しい人材』『リストラ対象者』は明確に選別されて、

物理的に『肩を叩かれる』形で、指名を受けることになります。

 

 

勿論、

 

 

労働組合員には、『拒否権』の行使も認められていますが、

そのプレッシャーに耐えられる人間は、そう存在しません。

 

 

また、

 

 

もし仮に、プレッシャーを耐え抜いて、生き延びたとしても、

組織内での『存在価値』としては、更に厳しい日々が始まる。

 

 

人間、

 

 

最も幸福を感じるのは、『自己重要感』を満たす事と言われますが、

その『逆』をやられてしまったら、誰しも滅入ってしまいますよね。

 

 

先日まで、

 

 

『半沢直樹』なるドラマが、社会現象を巻き起こしましたが、

現実世界にも、同等か、それ以上の話があるということです。

 

 

安倍政権から引き続き、

 

 

現政権も、『人生100年時代』到来を見据えて、

大企業を中心に『定年引き上げ』を推し進めます。

 

 

しかし、

 

 

実際の社会では、全く『逆の現象』が起こっているのです。

 

 

とても『皮肉』なことです。

 

 

私の所属した企業では、『表向き』には決して言わないものの、

内部では『45歳定年制』なる考え方が主流になりつつあると。

 

 

私自身、

 

 

『30歳』を機に『井上耕太事務所』を設立して、独立しましたが、

当時は、周りの方々から『リスクを取った』と考えられていました。

 

 

確かに、

 

 

実際に『外』に出ることで、『看板』の重みを実感しましたし、

順調に進んで来られたのは、『周囲の支え』が有ってこそです。

 

 

自分自身、

 

 

『適切な努力』をしたということも自負していますが、

『ミエナイチカラ』が働いたことも、多々有りました。

 

 

ただ、

 

 

36歳を迎えて、実感するのは、同期入社した方々が、

『この先、どうして行くのだろう??』という事です。

 

 

正直、

 

 

『会社員』も10年間を超えて、『45歳』まで継続したら、

『価値創出する』という視点の思考能力は、完全消失します。

 

 

その状況で、

 

 

『45歳』時点で、会社の『看板』を外されてしまったら、

恐らく、露頭にまよう方々が、大量輩出されてしまいます。

 

 

本当に、『大変な時代』がやって来ました。

 

 

『資産形成(投資・年金準備)』もまったく同様の話ですが、

『リスク』先延ばしは、顕在化した際、挽回不能となります。

 

 

かと言って、

 

 

私のスタンスは、全ての『会社員』という立場の方に対して、

『今すぐ、独立・企業しよう!!』という訳では有りません。

 

 

むしろ、

 

 

それは、『無謀』以外の何物でもありませんから、

実際そんな人物がいたら、間違いなく制止します。

 

 

ただ、

 

 

会社員として、一定期間の『準備』は積むにしても、

『価値創出』できる人間になっておくことは最重要。

 

 

先日の報道では、

 

 

日本を代表する、(超)巨大企業の一つ『三菱重工』が、

全従業員『4万人』に対して、『成果型評価』導入を発表しました。

 

 

これまで、

 

 

『年功序列』『定期昇給』が常態化していた巨大企業ですが、

『新たな時代』到来を受けて、大改革を推し進めるようです。

 

 

他企業でも、

 

 

年齢に応じて増加する『基本給(年齢給)』の比重を下げて、

『職能給(能力給)』偏重の方向に、大幅シフトしています。

 

 

本来、

 

 

それが『適正な雇用形態』だったと言えば、それまでですが、

『日本型:雇用形態』の特徴の一つとして、若手社員の場合、

給与・賞与『人質部分』の存在を考慮すると、少し不憫です。

 

 

どれだけ嘆いても、『主導権』は企業サイドが保有する為、仕方ありませんが。

 

 

『時代は、変わりました。あなたは、変われますか??』

 

 

この言葉は、私が『会社員』をしていた当時、

所属していた企業の『社内スローガン』です。

 

 

この言葉が、決して『大袈裟』では無いことを、実感する日になりました。

 

 

定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、

『リアル』『オンライン(Zoom)』を並行して開催します。

 

 

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『オンライン開催』については、『リアル開催』の場合と異なり、

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受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。

(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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