今日のテーマは、『2021年始、パーティーは【終焉】に近付いているのか??』です。
日本国内でも、『新型ウイルス』を巡っての動向が、
ここに来て、海外並みの危機感を呈してきましたね。
首都・東京においては、
これまで『500人』程度でも多いとされた日内新規感染者数が、
年初から急騰し『2000人』を超えるまでの事態に発展します。
1月7日は、過去最高を更新する『2447人』。
遂に、
日本政府としても、『緊急事態宣言』の発動は免れることが出来ず、
東京、神奈川、千葉・埼玉に関して、宣言発令が正式決定しました。
しかし、
その影響は、該当する『首都圏』だけに留まらず、今後については、
『緊急事態宣言』発令エリアの、全国的な拡大が予想されています。
活動拠点とする『大阪』も、時間の問題でしょうね。
個人的には、
昨年末から新年にかけて、あれだけ『人』の流動性が抑制されて、
どうして、ここまで『感染再拡大』が加速しているのか疑問です。
恐らく、
『自覚症状無し:既感染者』の存在が1つの要因でしょうが、
ここまで来たら、集団免疫獲得まで根本解決は無さそうです。
昨今の状況を受けて、感染拡大地域の飲食店等は、
行政から、『時短営業』が再要請されていますね。
独断と偏見から語らせて頂くと、この対応も、
果たして、どこまで効果があるのか疑問です。
確かに、
『感染拡大を食い止める』という事も大切なのですが、
これ以上、『経済循環』を止めることで生まれて来る、
『新たな弊害』も、それはそれで、大きな問題だなと。
実際に、
『コロナ関連解雇・雇い止め』は、全国的に『8万人』を超えて、
今後についても、増加の一途を辿ることが予想されていますよね。
いや、
この『8万人』という数字も、本当は『氷山の一角』であり、
現実に、『職』を失っている人間は、何倍も存在しています。
『収入減少』『休職中』の方々まで含めると、数百万から、
『1000万人』超えのレベルで存在していると感じます。
発生から『約1年』が経過して、よもや、
このような事態に陥っているとは想像していませんでした。
『第一波・第二波』襲来時、公式ブログで繰り返しましたが、
私たちは、歴史的にも『潮流変化』の転換点に生きています。
人生において、本当に『まさか』は存在するんですね。
しかし、
前述の通り、『実体経済』が危機的な状態にあるにも関わらず、
連日連日、『株式市場』は力強く続伸しながら進んでいきます。
日本時間昨夜、
米国市場・代表指数『NYダウ平均株価』は、底堅く推移して、
一時『3万1000ドル』に迫る水準まで上昇していました。
昨日、
『暗号資産(仮想通貨)』をテーマとして記事を展開しましたが、
そのボラティリティ(変動幅)に近いものが、存在していますね。
また、
冒頭ご紹介した『緊急事態宣言』の再発動をよそに、
『日本市場』も、前日比として大きく上昇して推移。
代表指数・日経平均株価は『2万7,490.13円』で取引終了し、
平成元年に体験した、『バブル期』以来の水準を取り戻しています。
恐らく、
『資産形成(投資)』にあまり明るくない方からしたら、
『何が何だか、全く分からない』という状況ですよね(笑)
『直近の動向』だけを切り取れば、相場のすべてが、
『ギャンブル』に見えてしまう可能性すら有ります。
市場上昇の要因は、
これまで、公式ブログで、繰り返しご紹介して来ましたが、
世界各国が異次元レベルの『金融緩和』を実行している為。
要は、
『貨幣価値』が継続的に下落しつづけている状況なので、
結果的に『数字上の株価』が上昇しているだけなのです。
それでも、
市場参加者(投資家)としては、利益確定していないにせよ、
『含み益』が増大する状況にあることは、気持ち良いですね。
果たして、
『新型ウイルス』が完全収束し、経済活動が復活した暁には、
どこまで『投資市場』が高騰するのか、夢は膨らみ続けます。
しかし、
『途中過程』とは言え、『実体経済』から大きく乖離して、
続伸し続ける市場に『警鐘』を鳴らす人物も出て来ました。
米国資産運用会社GMOグループ共同創始者、ジェレミー・グランサム氏です。
現在、
『82歳』を迎える同氏は、『半世紀』に迫る相場人生を通して、
『歴史的イベント』も、実際体験した人物として知られています。
同氏は、
現在の市況を『ヒステリックに投機的』と悲観的に捉えており、
米株市場の現状を『本物の壮大なバブル』とまで言い切ります。
また、
報道メディアのオフィシャルなインタビューの場においては、
『歴史家として、バブル末期の確信が深まりつつある』とも。
過去に、何度もご紹介してきた『投資の格言』が有ります。
『素人が会場に入ったら、パーティーは終焉する。』
暗号資産(仮想通貨)市場と同様、伝統的な投資市場でも、
『その時』を迎える日が近付きつつあるかも知れませんね。
私自身、
『暴落』の日を正確に予測できない為、市場を退出はしませんが、
『一時的な下落』に対しては、準備を進めて良いかも知れません。
長期的な視点で『資産形成』に臨むにあたっては、
『痛み』を受け入れることも大切なポイントです。
定期開催する『資産形成セミナー』は、2021年以降についても、
『リアル(大阪)/ オンライン(Zoom)』を並行して開催します。
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■1/27(水)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■
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また、
『オンライン開催』については、『リアル開催』の場合と異なり、
ご希望頂いた方への『1対1:個別受講』も対応させて頂きます。
(*この時期限定のご対応です。)
その場合、
通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、
受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。
(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)
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下記アドレスまで、直接お問い合わせ頂けたら幸いです。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太