投資の世界では有名な言葉があります。
『素人が入ってきたら、パーティーは終わり』
株でも不動産でも債券でもコモディティでも、
すべてのものにはサイクルがあります。
で、その時々でトレンドがあるわけですが、、、
一時の加熱感が高まり、
普段は関わらないような人が市場に入ってきたら、
そのトレンドはもう終わっていると。
今の日本においては、それが株式市場やと思います。
上場企業のサラリーマンや、
主婦・主夫まで日々一喜一憂してる人も多いのではないでしょうか??
自分のすべき事もほっぽらかして(笑)
ほんまに、本末転倒です。
そんなにデイトレードしたかったら、
証券会社や投資銀行に行けば毎日させてくれます(^_^)
激しいノルマとともに(笑)
ここで、このblogを読んでくれてる、
頭の良い読者の方々は冷静になりましょう。
実態経済は、あまり変わっていない。
この当たり前でシンプルな事実に、
早めに気がつくべきです(^_^)
何か革新的なイノベーションがあった訳でも、
人口爆発で市場が劇的に拡がった訳でもない。
ただ、熱狂とともに株式市場における、
『お金』の回転速度が上がってるだけです。
日本市場に限った話で言えば、
今の状況でパーティーに参加するのは、
僕はおすすめはしません。
全てのものが割高で、
逆に『円』の価値は低すぎるからです。
投資の天才ウォーレン・バフェットは、
次のような言葉を残しています。
『セックスしたくてうずうずしてるのに、
無人島に連れてこられたようだ。』
まさに、今の状況やと僕は思うのです。
明らかに、『バブル』の様相です。
実態経済との『乖離』が少なからずある。
『でも、上場企業の決算は上向いてるのでは?』
という声も聞こえて来そうです。
しかし、『トヨタ』を筆頭とした上場企業も、
彼らの本業が堅調で儲かってる訳ではない。
単に、彼らがもってる『金融資産』が、
今回のバブルで膨らんでるだけです。
確かに、このトレンドはしばらく続くかも知れない。
でも、実態との乖離がこのまま埋まらなければ、
落ちることも必然なわけです。
パーティーは、既に終わっています。
今、熱狂して入ってきてる素人の方々は、
『残飯』を漁っているのと同じです。
どうか、このblogの読者の皆さんは、
少し距離を置き、冷静に判断してください(^_^)★