今日のテーマは、『宝くじ・公営ギャンブルが、愚か者に課せられた税金と言われる所以』です。
2022年もあと数日、いよいよ慌ただしくなりました。
この時期は、
自ら事業をしている方々は、年内の数字を意識しながら、
年明け早々にある『確定申告』を意識するシーズンです。
事業家として、
年内の数字(売上)は最大化したいものの、かと言って、
必要以上に『お金』を残してしまうことも、望みません。
何故なら、
『お金』を抱え込み過ぎて、数字上の利益が増大しても、
『税金』という強力なシステムで徴収されてしまうから。
その為、
来年以降も見据えて、事業継続する上で必要性があれば、
年内の『経費』も最大限計上しておきたいのが本音です。
『ふるさと納税』の上限額の計算もありますしね(笑)
事業家・経営者にとって、『税金』は永遠のテーマです。
もちろん、適切なレベルの『納税』は必要だと考えます。
しかし、
誰しも『過大に支払いたい!』と考えないことも事実で、
それに幸福を感じる人は、よほど達観している人物です。
にも関わらず、世の中に率先して支払う人も存在します。
それは、宝くじ購入者や、ギャンブルに興じる人々です。
先日の公式ブログでも、
『衝動をコントロールできる人間が成功する』と題して、
それらの期待値が、『1』を下まわるとご紹介しました。
具体的には、
宝くじは0.50未満で、競輪・競馬・競艇は0.75前後、
パチンコ・スロットは0.85−0.90だとされています。
これらの数字を考慮すると、宝くじを購入する人よりも、
開店前のパチンコに行列する人の方が賢いんですね(笑)
しかし、
試行回数が増せば増すほど、期待値の乗数も増していき、
その数字が『0:ゼロ』に収斂していく点は共通します。
つまり、
それぞれ、『減少する速度』に多少の差こそあるものの、
近い将来、確実に元手を失うことが出来るという事です。
これは、小学生レベルの計算能力があれば、理解できる。
それ故、『愚か者に課せられた税金』と呼ばれるのです。
そもそも、
『お金』を持たない人間ほど、ギャンブル的思考を好み、
常日頃から『一発逆転』を狙うスタンスに陥っています。
ただし、それ故、さらにお金を失うという皮肉な現実も。
これは『鶏が先か、卵が先か』の話で、結論が出ません。
宝くじや、前述した『公営ギャンブル』ではないものの、
暗号資産(仮想通貨)も分類上は『ほぼ同等』ですよね。
直近数年間の動乱を経て、
セル(sell)サイドの金融機関は、収益チャンスと見て、
それ(仮想通貨)に対し肯定的な姿勢を取ってきました。
しかし、
熱狂が収まり、人々が冷静さを取り戻し、蓋を開けると、
賢明な機関投資家は『それを保有しない』と判明します。
それか、
仮に、保有していたとしても、保有資産全体から考えて、
『5%未満』の極めて限定的なポジションに留めている。
そもそも、『持つ者』はギャンブルの必要がありません。
反対に、『持たざる者』は逆転狙いでリスクを冒します。
両者は、本質的に『人生』に対する姿勢が異なるのです。
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2023年1月より、【セミリタイア期間】に入るため、
次回以降【資産形成セミナー】の開催は完全に未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太