21世紀、【ピケティの法則】はさらに加速していく。

今日のテーマは、『21世紀、【ピケティの法則】はさらに加速していく』です。

 

 

日本国内、大都市圏では『緊急事態宣言』が続きます。

 

 

活動拠点・大阪においても、原則、20時で飲食店や商業施設は閉店。

 

 

それに伴い、公共交通機関の運行本数も減少していると聞きます。

 

 

『会社員』からは、通勤電車の風景は変わらないと聞きますが、

それでも、『夜』の時間帯の人出は、確実に減少していますね。

 

 

私自身、

 

 

緊急事態宣言発令後、再び、活動自粛期間に入った為、

『人』と会えなくなった今は、全く楽しく有りません。

 

 

私にとって、

 

 

『お金』は、人と『楽しみ』『喜び』を共有するツールなので、

そもそも、『人』と会えなくなれば、保有する意味もなくなる。

 

 

分かり易い例を挙げれば、『100億円』保有する状況で、

『無人島』にいても、楽しみを見出せないことと同義です。

 

 

果たして、

 

 

『新型ウイルス』が、私たちの生命に『危機』を与えるものなのか、

シンプルに『陰謀論』で片付けられるのか、判断はし兼ねています。

 

 

しかし、

 

 

私たちの『生活』には、確実に大きな影響を与えているので、

事態が早期収束して、経済活動が正常化される事を願います。

 

 

このように、

 

 

『新型ウイルス』の出現【以前】と【以後】で、世界が激変したものの、

以前からお伝えしている通り、『投資市場』は活況を呈し続けています。

 

 

昨夜も、『米国市場』で過去最高値更新がありましたね。

 

 

代表指数『NYダウ平均株価』は、節目の3万ドル突破後も続伸、

昨年末の『足踏み』はどこへやら、3万1000ドル超えで推移。

 

 

背景としては、

 

 

バイデン新政権に対する『期待感』の高さがあるようですが、

明らかに、僅か『1年前』とは異なる世界に突入しています。

 

 

また、

 

 

『米国市場』の続伸を受けて、本日の『日本市場』も上昇し、

代表指数『日経平均株価』は、2万8000円台後半の推移。

 

 

こうなると、

 

 

次なる節目となる『2万9000円』の突破はおろか、

バブル期以来の3万円台』回復すら射程圏に収めます。

 

 

冷静に考えて、おかしいですよね。

 

 

メディア報道を見れば分かりる通り、『新型ウイルス』を巡る問題は、

日本国内だけでなく、成果中において、まったく解決はしていません。

 

 

また、

 

 

日本国内も、コロナ関連解雇・雇い止め、失業者数200万人、

企業倒産増加、自殺者増加と、ネガティブな話題が席巻します。

 

 

実際、

 

 

政府からの『恩恵』が手厚い、極限られた一部の業界を除いて、

経済的観点で『ポジティブ』な人は、極少数派だと想像します。

 

 

『原則』に戻りますが、

 

 

『景気』というものは、人の『気』が関係する云々の前に、

単純に『人の流動性』と大きな相関を持って動いています。

 

 

私たちも、

 

 

感覚・経験的に理解している通り、自らの『行動量』に比例して、

ツールとして使う『お金』の総量も、順当に増えていきますよね。

 

 

これが、

 

 

『個人』レベルではなく、さらに『国家』レベルにも留まらず、

『世界(地球)』全体の規模で起こっているのが、『今』です。

 

 

それを理解すると、

 

 

地球上全体での『経済循環』が、確実に減速していますから、

経済的な影響は、人類の『共通課題』だと分かると思います。

 

 

もし仮に、

 

 

『今、私自身(所属する会社)は、影響がないから』と、

考えている人物がいれば、相当、おめでたい人間ですね。

 

 

私自身、

 

 

来世こそは、先見性がなく、単細胞生物が如く短期思考な、

『今』という刹那の快楽に集中できる生き方をしてみたい。

 

 

『リスク』が顕在化した後は、『地獄』を見るでしょうが、

その時を迎えるまでは、底抜けに『幸福』な人生でしょう。

 

 

話が逸れて来たので、元に戻します。

 

 

経済的観点では、世界全体が『ネガティブ』にも関わらず、

何故か、新型ウイルス危機の最中、市場は軒並み活況です。

 

 

この理屈を、理解している方々はいますか??

 

 

公式ブログのコア読者は、理解されていますよね。

 

 

そう、

 

 

『新型ウイルス』の出現直後、経済市場がリスクに晒された時、

その危機を救う為、世界各国が『金融緩和』を敢行したんです。

 

 

その結果、

 

 

行き場を失った『お金』が市場に溢れ返って、対象関係なく、

投資市場に流れ込み『評価額』を押し上げ続けているのです。

 

 

つまり、

 

 

冒頭、『過去最高値』を更新したとお伝えした米国市場ですが、

NYダウ平均株価『3万ドル』は、過去の数字の価値と異なる。

 

 

言葉を変えれば、

 

 

『数字の価値』が、薄まっているということなのですが、

モノサシの尺度が変えられたので、意味を為さなくなる。

 

 

それでも、

 

 

『投資市場』の評価額の伸長スピードと比較した時、

『現実世界』のそれは遅く、どんどん乖離いていく。

 

 

簡単に事例を挙げると、

 

 

2020年、世界各国が連携して『金融緩和』を押し進めた前後、

それに連動する形で、『給与』がアップした方々はいますか??

 

 

恐らく、

 

 

『減少』した人はいたとしても、『増加』した人は皆無と考えます。

 

 

しかし、

 

 

保有資産のアマウント(総額)にも寄りますが、投資をした人間は、

極端な話、寝て、起きたら『100万円』増額していることもザラ。

 

 

勿論、

 

 

そこに至るまでは、地道で、コツコツした過程があるので、

部分的なスポットライトを当てて、見て欲しくないですが。

 

 

数年前、

 

 

『21世紀の資本』が流行した、フランスの経済学者ですが、

彼が、その著書の中で、一貫して提唱したルールが有ります。

 

 

有名なので、ご存知の方も多いですよね??

 

 

【 g:経済成長】<【 r:投資リターン】

 

 

氏曰く、

 

 

現代版:資本主義が支配する、直近300年間について、

上記不等式は、例外なく、一貫して成立し続けたのだと。

 

 

そして、

 

 

域値を超えて、『無限増殖モード』に突入した現代社会で、

今後の時代も、経済危機は『金融緩和』により対処される。

 

 

そうなると、

 

 

『投資家』と呼ばれる立場の人間は、益々、豊かになり続けて、

それ以外の方々は『歪』を調整する形で、相対的な貧困に陥る。

 

 

【ピケティの法則(*私の造語です)】は、今後の世界でも成立していく。

 

 

いや、それどころか、21世紀は更なる『加速』を見せると考えます。

 

 

あなたは、どちらサイドに所属して、生きていくでしょうか??

 

 

私自身は、『豊かさ』こそが『善』だという信念を持っています。

 

 

『社会のルール』を、きちんと理解することも、

目標実現の為のキーポイントの1つと考えます。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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