今日のテーマは、『なぜ、利権を持つ人間はヘッドピンを探すことが出来ないのか??』です。
昨日の公式ブログでは、
『政治家には、ヘッドピンを探す能力がない』旨の題で、
本質と逆行する、日本の政策決定について紹介しました。
少しだけ振り返ると、
国家の歳入(税収)をアップさせるなら、本来であれば、
世の中の『お金』の循環を上げる方法を考えるべきです。
しかし、
政治家・官僚が考えるのは、現状の速度を変えないまま、
如何に、国民から『税金』を徴収する方法しか考えない。
本題から逸れる為、ここで深追いすることは避けますが、
来秋導入予定の『インボイス制度』など、典型例ですね。
それでは、
利権を持つ人間(政治家・官僚)は、なぜ、このような、
本末転倒な政策ばかり打ち出しているのでしょうか??
それは、
そもそも、彼ら・彼女らの思考していることの方向性が、
真に国民が求めているものと、異なる(逆行)からです。
前提から整理すると、
意識・無意識に関わらず、大半の国民が求めているのは、
自分たちの生活が、これからの将来も発展していくこと。
100年後とは言わないまでも、子どもの時代位までは、
豊かに生活できることに対して、否定的な人はいません。
本来であれば、
政治家・官僚の本文も同じはずなのですが、残念ながら、
そんな崇高さ(?)を持っている政治家は存在しません。
それでは、彼ら・彼女らは何を考えているのでしょうか。
それは、
政治家・官僚として、自らの『任期』を全うすることと、
問われる『責任』は、天寿を全うするまで逃げ切ること。
だから、
国民利益と直結しない見当違いな政策を連発するのです。
しかし、
視点を変えて、彼ら・彼女らのポジションから見たとき、
国民利益と逆行するその政策は、整合性が取れています。
これは、
『金融』の世界でも、しばしば、同じことが起こります。
一例を示すと、
投資家の大きな『期待』と『お金』を集めたファンドが、
全くパフォーマンスを叩くことなく衰退してしまったり。
それは、
投資家が、保有資産を増大させることを願うのに対して、
運用者が、自らの『報酬の安定化』を優先しているから。
この辺り、
ヘッジファンドの『2:20ルール』などが有名ですが、
成功報酬よりも、信託管理料を得ることに偏っています。
いつの時代も、世の中を見抜く能力は、絶対に必要です。
利権を持つ人間に委ねて『他力本願』に陥ってしまうと、
あなたの人生は、豊かにならないことをご理解ください。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太