『金融のプロ』は、もう必要ない??

『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★

昨夜は知り合いの方々と共に、

大阪・北浜の『証券BAR』に行ってきました(^_^)

僕は全く知らなかったのですが、

もうオープンして10年目になるようですね。

大阪の方ならわかると思いますが、

『北浜』は大阪証券取引所がある大阪金融の中心地。

世界最初?の『デリバティブ取引』と言われている、

『米』の差金取引が行われた『堂島』も近くにあります。

店内には株価チャート等の画面が並び、

お客さんも必然的に『金融マン』が多いように見られます。

『銀行員』『証券マン』『保険?』

一般的にはこういった方々が『金融のプロ』と呼ばれるのでしょうか??

欧米では、これらの業種が目の敵にされることもあります。

それは、いけいけドンドンな時には強欲に利益を積み上げ、

自分達の報酬を釣り上げるにも関わらず、

一転危機的状況になると公的資金注入で救済されるからです。

その最たる例が『リーマンショック』ですよね。

流石にこの時『リーマンブラザーズ』は潰れましたが、

なぜか『AIG』などは公的資金で救済されました。

実情を知っている人からすると、

もうとんでもない『暴力』です。

金融危機の煽りを喰らった一般市民が、

『ウォールストリートを占拠せよ!』と押しかけた騒動もありました。

少し話が逸れました。

欧米ほどでは無いにしても、

日本においても『金融のプロ』と呼ばれる方々のプライドは、

なかなかのように思われます。

そして、日本における彼らの印象は、

第三者から見て欧米よりはかなりマシ(笑)

『銀行に就職しました!』なんて言うと、

家族・親戚一同から祝福されるケースが多いと思います。

そこで彼ら自身の『エリート?意識』も生まれるし、

周りの方々も彼らを『金融のプロ』として一目置くようになる。

しかし、これは本当に合っているのでしょうか??

実は、彼らはただの『サラリーマン』です。

従事している仕事の内容が『金融』というだけで、

他の業界のサラリーマンと見分けがつきません。

その証拠を示すのは簡単です。

・会社に所属し、

・会社から給与を貰い、

・融資を受けてマイホームを買い、

・終身雇用で勤め上げ、

・老後は年金で生活する。

どうですか??

これで本当に『金融のプロ』??(笑)

ただし、『もっともらしく話をする』という、

彼らの最大の能力には、僕も一目置いています(笑)

本当に『金融のプロ』と呼ばれるなら、

それは『結果』を持って示されるべきだと考えます。

自分自身の『資産」をしっかり築き、

『セミリタイア』出来る環境を40歳とかで達成する。

これくらいの基準を満たさないと、僕は『プロ』とは言わないと思うな。

実際に、『セミリタイア』するかどうかは別にしてね(^_^)

それとは別で、

昨今『金融のプロは必要ないのではないか?』という話も出てきています。

これは、実は多くのデータが物語っているのですが、

『アクティブファンドの運用は、中長期でベンチマークを上回れない』ということがわかってきました。

『ファンドマネージャーは、中長期では市場平均を上回れない。』

もっと簡単に言うと、『金融のプロは、サルに負ける。」

対して、彼らの報酬は高額すぎるので、

その分だけ顧客の利益は損なわれるという結果になります。

それもそのはず。

もし彼らが本当に『金融のプロ』なのであれば、

企業に所属なんてせずに、自分で運用して資産形成しますよね(^_^)

ここでは敢えて書きませんが、

『投資』の世界でかなりの確率を持って勝つ方法はあります。

でも、それは『金融のプロ』は絶対に言いません。

シンプルすぎて、自分の仕事が無くなってしまうからです。

彼らがやっているのは、

自分たちの会社に入ってくる『手数料』を稼ぐビジネス。

少し、『お金』を持っている企業経営者や、

一部上場企業の会社員の方々は軒並み彼らの『カモ』になります。

彼らの魔の手(笑)を防ぐ方法は簡単です。

『ところで、あなたはいくら資産を持っていますか?』と聞けばいい。

そこで、相手が同年代にも関わらずあなたより持ってなかったら、

話を聞く必要は全くないです。

『野球』が上手くなりたいと思っているのに、

『ど下手くそ』な奴にアドバイス求める、みたいな(笑)

世間一般の方々が思う『金融のプロ』は、本当はプロではありません。

ちゃんと、『結果』『行動』の伴う人から話は聞きましょう(^_^)★

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