今日のテーマは、『日本のメディアは報じない、海外諸国:経済危機のスタンダード』です。
時間も遅くなってしまった為、早速、本題に入ります。
先日、
21世紀に入り、経済不安が続く南米・ベネズエラが、
『デノミネーション』を敢行するとの報道が出ました。
今回、
通貨単位は、『100万分の1』へと切り下げられて、
その呼称は、『ボリバル・デジタル』に変更されます。
もしかしたら、
本公式ブログを、コアに読んでくださっている方々は、
同国の『デノミ政策』について、聴き慣れているかも。
それもそのはず、
前回に発生した金融危機(2008年)以降、同国は、
実に、13年間で『3回』もデノミをしているのです。
その間、切り下げられた通貨単位は、実に『14桁』。
13年間累計『100兆分の1』の切り下げですから、
展開する世界の『異次元さ』が少しだけ垣間見えます。
これに伴い、
直近、同国は深刻なハイパー・インフレに見舞われて、
2019年の年間インフレ率は、魅惑の9500%超。
また、
昨年(2020年)も、約3000%を記録しており、
今年(2021年)は、1600%前後になる見立て。
もはや、異次元過ぎて、感覚がおかしくなります(笑)
この状況で、
ベネズエラ政府は、最低賃金を3倍に引き上げますが、
物価上昇に追い付かず、日常の食糧すら買えない事態。
早急に、先ほどの(笑)を訂正しなければなりません。
某大学試算によると、
同国の国民『4分の3超』にあたる約2000万人が、
日常的な食糧にも事欠く『極貧層』に分類される模様。
更に、
世界基準としての『貧困層』に対象拡大して考えると、
国民全体の『94.5%』が該当する恐ろしい結果に。
仮に、
残り『約5%』のベネズエラ国民に入れたとしても、
それは決して、世界基準の『裕福』とは程遠い存在。
この状況で、
ピーク時:全人口の『約2割』が国外脱出しており、
この数字が、国内の惨状を端的に表していますよね。
数ヶ月前、
某公共放送局がドキュメンタリー番組で伝えた際は、
病院が、ガーゼすら購入出来ないと報道しています。
当然、
手術等に使用する医療材料など入手できる筈もなく、
運ばれてくる病人は、ベッドに横たえて見守るのみ。
勿論、
その間、多くの国民が死に絶えていってるのですが、
『常識』である為、大きく報道されることすら無い。
この惨状を某ジャーナリストは次のように表します。
『ベネズエラ国民にできることは、貧困に耐えるか、
国内に留まらず、即座に出国を選択するかだけだ。』
これが、海外諸国の【経済危機】のスタンダードです。
決して、『ベネズエラ』という国家だけの話ではない。
21世紀に入り、20年ほどしか経過していませんが、
他の国々でも、起こるべくして、起こっている話です。
何故、『日本国』には起こらないと言えるでしょうか。
潜在的に鳴り始めている『警鐘』に、敏感に気付いて、
着実に『準備』を進めている日本国民も、存在します。
同じ時代、同じ場所に生きて、同じ情報を得ています。
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